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プラープダー・ユン×福冨渉×東浩紀「都市と文学と黒魔術、あるいは知識人の使命」

2020/03/18

『新しい目の旅立ち』刊行記念1

プラープダー・ユン×福冨渉×東浩紀「都市と文学と黒魔術、あるいは知識人の使命」

中止となりましたが、代替の無料放送を行う予定(3月2日追記)


ゲンロンでは2020年2月に、タイの小説家プラープダー・ ユンの『新しい目の旅立ち』(原書2015年)を刊行した。
タイ・ポストモダンを牽引し、ゼロ年代のバンコクを駆け抜けた作家による「自然」への回帰、そして小説とも哲学とも紀行文ともつかない新しい散文のスタイル が、静かな共感を呼んでいる。
ゲンロンカフェでは、本書刊行を記念し、来日中のプラープダー氏を招待して連続トークイベントを行う。
第1弾となるこの回では、翻訳者でタイ文学者の福冨渉氏、そしてゲンロン前代表の東浩紀が聞き手となって、 バンコクの文化状況や同書執筆の背景にあった問題意識、そしてプラープダー氏の今後の構想などを伺う。
プラープダー氏はいま『立ち上がる自由主義』 と題された政治思想の書物を執筆中とのことで、話題は文学からさらに政治やポピュリズムの問題にまで広がるのかもしれない。

イベントは基本日本語で行われるが、福冨氏は通訳兼聞き手でもあるので、ときに英語になるかもしれない。注意されたい。

会場ゲンロンカフェ
開場/開演開場/開演 18:00/19:00
料金前売り:2,700円 当日券:3,200円
出演者プラープダー・ユン
1973 年生まれのタイの作家。2002 年、短編集『可能性』が東南アジア文学賞の短編部門を受賞、2017 年には、優れた中堅のクリエイターにタ イ文化省から贈られるシンラパートーン賞の文学部門を受賞する。文筆業のほか、アーティスト、グラフィックデ ザイナー、映画監督、さらにはミュージシャンとしても活躍中。 日本ではこれまで、短編集『鏡の中を数える』( 宇戸清治訳、タイフーン・ブックス・ ジャパン、2007 年 ) や長編小説『パンダ』( 宇戸清治訳、東京外国語大学出版会、2011 年 ) などが出版されている。

福冨渉(ふくとみ・しょう)
1986年東京生まれ。タイ文学研究者、タイ語翻訳・通訳者。鹿児島大学グローバルセンター特任講師。著書に『タイ現代文学覚書』 (風響社)、訳書にウティット・ヘーマムーン『プラータナー : 憑依のポートレート』(河出書房新社 )がある。

東浩紀(あずま・ひろき)
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(1998年、第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(2001年)、『クォンタム・ファミリーズ』(2009年、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(2011年)、『ゲンロン0 観光客の哲学』(2017年、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門)、『ゆるく考える』(2019年)ほか多数。
お問い合わせ株式会社ゲンロン tel: 03-6417-9230

https://genron-cafe.jp/event/20200318/
その他情報ゲンロン叢書004『新しい目の旅立ち』 ISBN:978-4907188344
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784907188344
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