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久保明教『「家庭料理」という戦場』(コトニ社)、平倉圭『かたちは思考する』(東京大学出版会)刊行記念久保明教×平倉圭トークイベント

2020/03/17

暮らしのなかで考える

久保明教『「家庭料理」という戦場』(コトニ社)、平倉圭『かたちは思考する』(東京大学出版会)刊行記念久保明教×平倉圭トークイベント

 研究者であるか否かを問わず、私たちは日々の暮らしのなかで能動的に観察し、分析し、言語化し、選択しています。しかし、それを支えているのは、疲れたら休み、お腹がすいたら食べる、受動的な暮らしのありかたでもあります。分析する私と暮らす私が混ざりあう領域では、部分的に言葉にならない思考がどこかバラバラなまま蠢いているのではないでしょうか?
 『「家庭料理」という戦場』(コトニ社)と『かたちは思考する』(東京大学出版会)の出版を記念して、テクノロジーの人類学を専門とする久保明教氏と芸術学を専門とする平倉圭氏が、家庭料理から芸術制作まで、学問と生活、考えることと暮らすことをめぐって語りあいます。

会場ジュンク堂書店池袋本店
開場/開演開場/開演 19:15/19:30
料金入場料はドリンク付きで1000円
出演者久保明教(くぼ・あきのり)
一橋大学社会学研究科准教授。大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学。博士(人間科学)。科学技術と人類の関係について文化/社会人類学の観点から研究をおこなう。主な著書に、『ブルーノ・ラトゥールの取説――アクターネットワーク論から存在様態探求へ』(月曜社、2019)、『機械カニバリズム――人間なきあとの人類学へ』(講談社選書メチエ、2018)、『ロボットの人類学――二〇世紀日本の機械と人間』(世界思想社、2015)、『現実批判の人類学――新世代のエスノグラフィへ』(世界思想社、分担執筆、2011)ほか。

平倉圭(ひらくら・けい)
横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院准教授。専門は芸術学。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。主な著書に『ゴダール的方法』(インスクリプト、2010。第2回表象文化論学会賞受賞)、『オーバー・ザ・シネマ 映画「超」討議』(共著、フィルムアート社、2018)ほか。作品に『彫刻術としてのダンス』(神村恵・津田道子との共同制作、2019)ほか。
お問い合わせジュンク堂書店池袋本店 TEL 03-5956-6111
https://honto.jp/store/news/detail_041000042415.html?shgcd=HB300
その他情報『「家庭料理」という戦場 暮らしはデザインできるか?』9784910108018
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784910108018

『かたちは思考する 芸術制作の分析』9784130101431
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784130101431
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