赤坂憲雄×河野真太郎トークイベント「ナウシカの声が聞こえる場所へ」
2020/02/28
赤坂憲雄『ナウシカ考』(岩波書店)刊行記念
赤坂憲雄×河野真太郎トークイベント「ナウシカの声が聞こえる場所へ」
中止になりました(2/28追記)
異色な世界観、単純ではない物語進行。ある程度万人に見やすくなっているアニメ版と比べ、決してわかりやすいとはいえない作品であるにも関わらず宮崎駿作品の中でも熱狂的な人気を誇る漫画版『風の谷のナウシカ』。
この度、赤坂憲雄さんが25年にもおよぶ構想を経て『ナウシカ考』を上梓され、その圧巻の読解に注目が集まっています。
『戦う姫、働く少女』で現代女性の働き方をジブリなどの作品から読み解いた河野真太郎さんもまた同作中でナウシカをとりあげられました。
エコロジー、人間という生き物のあり方、女性というジェンダー属性、生命……。
『風の谷のナウシカ』という作品、主人公「ナウシカ」から響くポリフォニックな声をどう読むことができるのか。
ともにこの作品に魅了され続けているお二人にお話いただきます。
会場 | 代官山 蔦屋書店 |
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開場/開演 | 開場/開演 18:45/19:00 |
料金 | ・書籍『ナウシカ考』(岩波書店・2,420円/税込)+イベント参加券(550円/税込)セット 2,970円(税込) 書籍『戦う姫、働く少女』(堀之内出版・1,980円/税込)+イベント参加券(550円/税込)セット 2,530円(税込) ・イベント参加券 1,600円(税込) |
出演者 | 赤坂 憲雄(あかさか・のりお) 1953年、東京都生まれ。専門は民俗学・日本文化論。東京大学文学部卒業。学習院大学教授。2007年、『岡本太郎の見た日本』(岩波書店)ドゥマゴ文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞(評論等部門)を受賞。『異人論序説』『排除の現象学』(ちくま学芸文庫)、『境界の発生』『東北学/忘れられた東北』(講談社学術文庫)、『東西/南北考』『武蔵野をよむ』(岩波新書)、『性食考』(岩波書店)など著書多数。 河野 真太郎(こうの・しんたろう) 専修大学法学部教授。1974年山口県生まれ。関心領域はイギリスの文化と社会および新自由主義の文化。著書に『戦う姫、働く少女』(堀之内出版、2017年)、『〈田舎と都会〉の系譜学』(ミネルヴァ書房、2013年)、共著に『文化と社会を読む 批評キーワード辞典』(研究社、2013年)、訳書にトニー・ジャット『真実が揺らぐ時』(慶應義塾大学出版会、2019年)など。 |
お問い合わせ | 代官山蔦屋書店 03-3770-2525 https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/12301-1901080116.html |
その他情報 | POSSE叢書 003 戦う姫、働く少女 河野 真太郎(著/文) 発行:堀之内出版 http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784906708987 |