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こどもとおとなのあいだで、考える

はじめまして。庭プレスの青木と申します。北海道・札幌で出版活動をしています。

これまでに、保育現場の実践をまとめた『具材-ごっこ遊びを支える道具-』をはじめとした「子どもの生活と遊び」シリーズや、乳幼児教育に40年携わってきた著者による『こどもと未来の質問箱 こどもと大人と一緒に悩む25の質問』を出版してきました。

2026年4月30日には、最新刊『生活-こどもとともに生きる-』を発売しました。
これまではこどもの生活をつくるための「道具」をテーマにしてきましたが、今作は「生活」——こどもとおとながともに生きる営みそのものに向き合った一冊です。

弊社は、絵本や保育用品を幼稚園や保育園に届ける会社で、その中に出版部があります。私はふだん経理業務を担当しながら、出版部の仕事にも関わっています。

私自身、出版業界の経験はなく、編集の仕事をしてきたわけでもありません。言葉で何かを表現することは好きでしたが、それを仕事にすることは難しいだろうと思っていました。そんな中で、いまの会社で出版の仕事にも関わるようになったのは、ひとつの巡りあわせのように感じています。
もちろん、日々の業務の中で力不足を感じることも多く、知識や理解が追いつかない場面も多々あるけれど、本の仕事には「かたちをつくる」こと以上に広がりがあり、難しさと面白さを感じています。

また、保育現場の経験もなく、子育てをしてきたわけでもない自分にとって、「こどもと関わる当事者」として向き合うことには時に戸惑いもあります。それでもこの仕事にやりがいを感じているのは、私自身もまた、かつて一人のこどもだったからなのかもしれません。

こどもの頃にどのように世界と出会い、どのような経験を重ねてきたか。その感覚と記憶が、いまの自分の土台になっていると感じています。こどもの幸せと、おとなの幸せは、きっとどこかでつながっている。最近はそんなふうに思うようになりました。

だからこそ、いまを生きるこどもたちが日々を豊かに、健やかに過ごしていくために、自分にもできることがあるのではないかと思っています。親や保育者のように直接こどもと関わる立場ではありませんが、この仕事を通して、自分なりの関わり方を続けていきたいと考えています。

こどものこと、保育のこと、本をつくる仕事のこと。
まだまだわからないことばかりですが、自分にできることを、日々一つひとつ積み重ねていきたいと思います。

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