テキサスブックセラーズの自己紹介
はじめまして。
一人で出版社を営んでおります、テキサスブックセラーズのキッチンミノルと申します。どうぞよろしくお願いします。
わたくしは普段、自分で企画を立てて出版社に提案し、書籍や子ども向けの写真絵本を制作しています。しかし、企画はすべてが出版に至るわけではありません。担当編集者さんと一年以上かけてブラッシュアップしても、形にならないこともあります。ご存じの通り、「売れるかどうかわからない企画を通す」というのは至難の業です。
それでも、自分の子どものように大切に育てた企画が世に出ないのは、どうにも不憫です。すでに取材をしている場合は、関わった方への責任もあります。
どうしたものかと空を見上げると、大きな白い雲が一つ。気持ちよさそうに浮かんでいました。とても自由です。
――そうか、自分で出せばいいのかもな。
その時ふと、そう思いついたのでした。
こうして誕生したのが、テキサスブックセラーズです。
いわば、「企画のセーフティーネット」。
ちなみに“テキサス”はわたくしの生まれ故郷でございます。
一度はボツの烙印を押された企画を拾い上げ、これまでに絵本3冊、写真集2冊、合計5冊を出版しました。この場を借りて紹介させていただきます。
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■ 第1作
『ひこうきがとぶまえに』
一年かけて取材交渉を行い、JAL全面協力で撮影した写真絵本です。
航空整備士さんのいきいきとした表情、普段は見ることのできないエンジン内部(まるで心臓のよう)、出発前のコックピットなど、写真ならではの迫力を詰め込みました。
【TEXAS BookSellers 仕事シリーズ】第一弾。
おかげさまで重版出来。今も静かに売れ続けております。ありがとうございます!
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■ 第2作
『こっせつくん』

“笑点”でおなじみの春風亭一之輔さんと、最近「書店ネットワーク」のロゴを手がけ密かに注目を集め始めた得地直美さんがタッグを組んで生まれた絵本です。
「右手を骨折したこっせつくんの手がイグアナに!そして新幹線に!!」
一之輔さんの落語のような奇想天外で荒唐無稽な展開がありつつ、落ち込んだ子どもの心にそっと寄り添う温かな物語でもあります。
得地さんのユーモラスで力の抜けた絵が、破天荒な世界と溶け合い、独特のゆるい世界をつくり出しています。
重版まであと少し。どうぞ応援よろしくお願いします。
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■ 第3作
『山の木、とどけ!』

【TEXAS BookSellers 仕事シリーズ】第二弾。
5年かけて取材し、70年前に植林された木が新しい机として生まれ変わるまでを追った写真絵本です。
物語は、山を測量し、木を運ぶための道をつくるところから始まります。
林業は「未来のための仕事」という印象が強いですが、実は私たちの生活に欠かせない空気や水をつくる、“今を支える仕事”でもあることをそっと伝えています。
「全国学校図書館協議会選定図書」にも選ばれ、小躍りしております。こちらも重版まであと一歩! がんばれ!!
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■ a day シリーズ(写真集)
「どこかで今日も営まれている、とある一日」をテーマにした写真集シリーズです。
● 『The Dairy Farm』

水分を多く含んだもったりした空気の中で、静かに淡々と繰り返される酪農の営み。
その毎日の中で命が生まれ、つながっていく様子をとどめた一冊。
【四刷出来】ゆっくり、でも確実に読者の元へ届いていると感じています。
● 『The Egg Farm』

平飼いで育てられたにわとりたちの世界を撮影した写真集。
気品に満ちたにわとりたちの姿、そして卵を産むことを宿命づけられた彼らの矜持と孤独を閉じ込めました。
【重版出来!】まだまだ知られていないと思いますので、ぜひ詳細ページを覗いてみてください。
これからも企画を吟味し、売り方を考え、小さな出版社だからこそ世に出すことができる本を持続力を持って出版していこうと思っております。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
末長くどうぞよろしくお願いします。
