版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊

版元ドットコムとopenBD(オープンビーディー)

版元ドットコムは、図書館の横断検索を提供しているカーリルと共同で、openBD(オープンビーディー)プロジェクト をつくって、自由に使える書誌・書影を、APIで無料で提供している。

openBDは、現在さまざまなところで活用されている。
全国の公立・専門・大学の図書館のOPAC(オパック)・所蔵書籍の検索予約システムの書影
 角川武蔵野ミュージアムのような準図書館
 ブクログなどのweb本棚サービスのサービス
 読書家のための本の総合情報サイト ブックバン
 その他、個人のプログラム開発者
「openBD」と検索すると、「こういうシステムをつくった」といったという記事が沢山でてくる。

版元ドットコムがカーリルとopenBDを運営するのは、本の存在を知る場を増やすこと、本棚をつくるような人がふえることが、結果的に本の売上を大きくすると思うからだ。

今回、openBDプロジェクトでは、openBDのAPIを使う、組織・会社・個人のユーザーに、
さまざまな事例を共有してもらい、openBDの今後の開発方向を知ってもらい、
openBDに直接質問・意見を言ってもらう場として、ユーザーフォーラムを開くことになった。
ユーザー同士、ユーザーとopenBD運営者が交流して、openBDの今後の開発計画を共有してもらうためだ。

出版社・版元ドットコム会員も自社サイトなどでopenBDのAPIを活用することができる。
自社サイトの本の紹介ページを自動的につくったり、情報を更新する、EXCELでISBNの数字を書き込みと、タイトル・著者名・発行日・価格などを自動的に引っ張ってくる表をつくるなどだ。
こうしたEXCEL表などは、書籍目録の原稿やフェアリストづくりなどの手間を大幅に少なくできる。
出版社の利用も増えている(たとえば、「ころから」という版元ドットコム会員社など )

ユーザーフォーラムはちょっとだけ専門的な話題が飛び交う場になるかもしれないが、版元ドットコム会員社・会友、そのた誰でも参加できる。周りにも声をかけてもらえれば嬉しい。

――――――――――
openBDユーザーフォーラムの開催

2017年から開始したopenBDでは、初のユーザーフォーラムを開催します。参加申 し込みのフォームでは参加申込とあわせて事例発表も募集しています。参加申込 していただくと前日にZoomの接続情報をリマインドいたします。

開催日時:2022年7月28日(木)13時30分~15時30分
定員:300名

【プログラム】
13:30-13:40(10分)挨拶 (版元ドットコム 沢辺均)
13:40-14:20(5分×5事例) 活用事例発表
14:20-14:40(20分)openBDの技術的解説と展望(カーリル代表・エンジニア  吉本龍司)
14:40-14:50(10分)<休憩>
14:50-15:30(40分)質疑応答・ディスカッション

(参加申し込みフォーム)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf3uF57SgrhcvQbOl6zgKt5Q2xMEIevTXCNI8ZQ6NoXKSXBKg/viewform

このエントリーをはてなブックマークに>追加