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シューマンの結婚 ピート ワッキー エイステン(著/文) - 音楽之友社
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シューマンの結婚 (シューマンノケッコン) 語られなかった真実 (カタラレナカッタシンジツ)

芸術
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発行:音楽之友社
四六判
176ページ
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-276-21532-0   COPY
ISBN 13
9784276215320   COPY
ISBN 10h
4-276-21532-3   COPY
ISBN 10
4276215323   COPY
出版者記号
276   COPY
Cコード
C1073  
1:教養 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2015年8月13日
最終更新日
2019年2月5日
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紹介

ロベルト・シューマンと妻クララの結婚に際し、クララの父フリードリヒ・ヴィークは猛反対、あげく裁判沙汰へと発展した。そのためにヴィークは後世、若いふたりの恋路を邪魔した吝嗇かつ頑固な父親像を押しつけられてしまった。本書は法律家である著者の視点から当時の訴訟資料などを精査、シューマンの素行や経済状態から、ヴィークの反対も故なきものではなかったという推察をする。音楽史上もっとも有名なロマンスの隠された真実が明らかになる。

目次

第1章 ロベルト・シューマン─法律家か音楽家か

第2章 ピアノ教師フリードリヒ・ヴィーク 

第3章 ロベルトの将来をめぐる三つの書簡 

第4章 ライプツィヒでのロベルト 

第5章 二人の婚約者─クララとエルネスティーネ 

第6章 失意のウィーン 

第7章 四つの条件 

第8章 訴訟の始まり 

第9章 シューマンの展望とヴィークの異議 

第10章 裁判のゆくえ 

第11章 「歌曲の年」の裏側で 

第12 章 弁護士アイネルトの活躍 

第13章 名誉博士号をめぐって 

第14章 リストとシューマン 

第15章 画策するシューマン 

第16章 もうひとつの訴訟 

第17章 シューマン家の家計簿 

第18章 和解へ 

あとがき 

付 録 訴訟の概略

索 引

著者プロフィール

ピート ワッキー エイステン  (ピート ワッキー エイステン)  (著/文

1939年生まれ。1967年から2005年まで、オランダのハーグ市で弁護士として活動1975年に「デ・ヒッズDe Gids」誌に掲載された、リヒャルト・シュトラウスとシュテファン・ツヴァイクに関する記事で、音楽と文学に関する執筆活動を開始する。著作には、モーツァルト、メンデルスゾーン、リヒャルト・シュトラウスの忘れられたオペラに関するエッセイ集『祝福のない結婚Bruiloft zonder zegen』(1981)、ベートーヴェンとリルケについて書かれた『バケツ2杯の水を汲むTwee emmertjes water halen』(1995)『ハイドンの頭Haydns hoofd』(2004)など(いずれも未邦訳)。

風間 三咲  (カザマ ミサキ)  (翻訳

茨城県出身。作曲を長谷見順子、野平一郎、池辺晋一郎の各氏に、ピアノを榊原道子、ナウム・グルーベルトの各氏に師事。東京音楽大学作曲科を卒業後、ハーグ音楽院ピアノ科に留学する。現在は、通訳・翻訳等の言語サポートを中心業務とする「MMエージェンシー」を設立。2013年より、コルトマン移民弁護士事務所でジャパンデスクも担当する。ハーグ市在住。

上記内容は本書刊行時のものです。