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Fishing Café VOL.64 シマノ(編集) - 木楽舎
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Fishing Café VOL.64 (フィッシングカフェ) 開高健の釣りと旅

趣味・実用
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発行:木楽舎
A4変形判
74ページ
定価 582円+税
ISBN
978-4-86324-145-9   COPY
ISBN 13
9784863241459   COPY
ISBN 10h
4-86324-145-3   COPY
ISBN 10
4863241453   COPY
出版者記号
86324   COPY
Cコード
C0075  
0:一般 0:単行本 75:体育・スポーツ
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2019年12月
書店発売日
登録日
2019年10月31日
最終更新日
2021年9月7日
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紹介

「漂えど沈まず」名句に潜む開高健の思い

無垢なツンドラに吹く、鋭い刃のような風の大地、アラスカ。高温多湿、高密度にさまざまな生物が何層にも重なる、南米・アマゾン。産卵のため沿岸にウミガメが大挙する「中米の楽園」コスタリカ。そして青と緑の2色の大地、モンゴルなど……。足掛け20年に及ぶ開高健の釣りは、巨魚、怪魚だけのハンティング紀行ではない。その土地の釣りや魚を語りつつも、辺境地の市場や酒場を訪ね、酒や料理を求めて路地裏を彷徨いながらも、一筋の光明を釣り上げてきた。
開高健の「漂えど沈まず」という名句がある。これは、パリ市の紋章に記された言葉だったという。その言葉を見た開高健は、「パリが誕生してから5~600年の歴史の中で、風にうたれ、波にもまれているにもかかわらず『漂えど沈まず』という一言に見事に要約している」と言及し、「男の本質、旅の本質は、まさにこれだ」と言い切っている。開高健の壮大な釣り旅は、こうした蓄積の上にある。だからこそ、多くの釣り人を奮い立たせたのではないだろうか。

目次

3 ◎巻頭インタビュー ヴァイオリニスト・葉加瀬太郎 父と息子の教科書 BOY'S LIFE
13 ◎特集:「悠々として釣り急いだ」作家・開高健の珠玉の釣り人生

15 ◎両手を縛っても大きい魚を釣って守る
21 ◎釣り、是すべて旅也
27 ◎釣って、料理(つく)って、食べまくった!釣りと食の冒険
31 ◎東京原野で巨匠と冗句・笑句
35 ◎問答無用の究極の釣り談義
39 News of the Fishing Caf'e 常見保彦と日本の釣り

●連載コラム
43 魚食発酵コスモロジー/小泉武夫
45 太公望万歳!/渋沢敬三
47 魚の不思議な生態学/鈴木克美
49 うたぐる釣り人/アーサー・ビナード
51 WATER FRONT GALLERY/村上康成
53 釣人たちの輪舞曲/錦織則政

58 ●釣具、漁具の歴史とその変貌【釣具物語】
63 ●未知との邂逅 高橋幸宏
68 ●フィッシング・カフェ・クラブ Fishing Café CLUB

上記内容は本書刊行時のものです。