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出版者情報
新TOEIC TEST実力診断模試
- 初版年月日
- 2006年4月
- 書店発売日
- 2006年4月12日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
2006年5月よりリニューアルする「新TOEICテスト」対応。弱点を診断してスコアを予測する模試1回分(200問)を精選し収録しました。すべての問題に選択肢ごとの正答・誤答率を示し、間違えた問題からもフィードバックが得られます。CD付き。
前書きなど
《はじめに》
2006年5月からTOEICは新フォーマットで実施されます。Listeningでは4種類の英語音(米、英、カナダ、オーストラリア)の導入、会話やパッセージの長文化、ReadingではPart6の全面リニューアル、Part7でのダブル・パッセージの導入など、従来とはかなり異なる試験形式になります。本書は、この新しいTOEICにいち早く対応した模擬問題集です。
本書に収録したのは、「TOEIC指導の全国最優秀校」エッセンス イングリッシュ スクールの日米990点講師陣がTOEICを随時受験し、最新の出題傾向を反映させて作成した、きわめて信頼性の高い模擬問題(200問)です。従来と変わらないParts1、2、5、そして7のシングル・パッセージに加え、新フォーマットで初めて登場するParts3-4、6-7の新形式の問題についても学内でパイロット・テストを行い、問題の精度を高めると同時に、新フォーマットでの変更点が受験者のスコアにどのような影響を与えるかを「事実」として把握し、受験者の皆さんへフィードバックしました。その結果、「新TOEICの本試験にきわめて近い」問題をそろえたのはもちろんのこと、200問すべての選択肢について正答率だけでなく誤答率を示し、解答分析、トラップ分析を行った、類書に例を見ない模擬問題集となっています。
TOEICがどのようなトラップをかけて受験者を誤答に誘うか、受験者はそれらのトラップになぜひっかかってしまうのか、さらにはどうすればそれを防ぐことができるのか―これらの情報は専門家にとっても、受験者にとっても大きな関心事です。しかし、このようなTOEIC問題作成者の視点に立った分析に基づく受験ストラテジーは、作成した模擬問題を実際に試行し、その解答分布がTOEICの本試験に限りなく近づくまで改良を重ねるという努力なしに編み出すことはできません。エッセンスで何千人もの人々の受験指導を行ってきた私たちは、そうした営みを繰り返しながらまったく独自のEBS(evidence-based strategies)を開発し、『TOEIC(R) TEST実力診断模試』シリーズを刊行して好評でした。今回のTOEICのリニューアルに伴い、「新」の文字を頭に付けて『新TOEIC(R) TEST実力診断模試』シリーズとして刊行を続けていきます。学習者の皆さんは本シリーズで、TOEICという言語テストが実際にはどのような仕組みと性質を持ったテストであるかを知り、自分の実力を知ったうえでどんなところに注意し、どこを強化すれば得点アップを実現できるかを理解していただけるはずです。皆さんの目標の実現にお役に立てることを心から願っています。
本書では、主要スタッフ(語研編集代表の奥村さん、エッセンスの小林先生と土田先生/3人ともTOEICスコア990)に加え、エッセンス教務主任の松村さんと教材管理担当の竹本さんにも活躍していただきました。心から感謝申し上げます。
2006年4月
エッセンス イングリッシュ スクール
学校長 中村紳一郎
上記内容は本書刊行時のものです。