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スピリチュアル・パワーを呼び込む エーテル体に目覚める本 松村 潔(著) - アールズ出版
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スピリチュアル・パワーを呼び込む エーテル体に目覚める本 (スピリチュアル・パワーエオヨビコムエーテルタイニメザメルホン)

社会一般
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四六判
272ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-86204-182-1   COPY
ISBN 13
9784862041821   COPY
ISBN 10h
4-86204-182-5   COPY
ISBN 10
4862041825   COPY
出版者記号
86204   COPY
Cコード
C0011  
0:一般 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
絶版
初版年月日
2011年6月
書店発売日
登録日
2011年5月11日
最終更新日
2017年3月6日
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紹介

霊感がある人とない人とでは何が違うのか。パワースポットのパワーを効果的にチャージするにはどうしたらいいのか。水晶にはなぜ不思議な力が宿るのか。どうしたら幽体離脱に成功することができるのか・・・・・・あらゆる霊的なもののカギを握るエーテル体。 精神世界研究の第一人者がエーテル体の目覚め方、鍛え方を伝授。

目次

第1章 エーテル体とは
●肉体は、目に見えない身体に素材が集まってできる
●人間に見える存在、見えない存在
●目に見えないもの、見えるもの、すべて連鎖している
●わたしたちは肉体ができる前から生きている
●エーテル体は、あらゆる霊的なものの基本
●エーテル体は、肉体よりも速度の速い素材でつくられた反射材
●わたしたちは皆、眠りに入る直前にエーテル体を体験している
●目線を動かすのをやめると、見えないものが見えてくる
●エーテル体は、肉体とアストラル体(霊体)のつなぎ材
●エーテル体が活性化する場所、時間がある
●夢の記憶が鮮明な人は、エーテル体が強い
●エーテル体がスピリチュアルな体験を受け止める
●宇宙人は物質的な存在で、霊界の生き物は非物質?
●エジプト時代までは、多くの人のエーテル体が活性化していた
●感覚の領域と、エーテル体の領域を混同してはいけない
●電磁波の横波に対する縦波としてのエーテル体
●エーテル体は、時間、空間を突き抜ける

第2章 エーテル体を感じてみよう
●直線型思考から円型思考へシフトする
●孤立した個人からあらゆるものとつながった存在へ
●一三〇〇〇年の陰の時代を経て、陽の時代へ
●衣類はエーテル体の模造
●エーテル体の強い人は、運勢も強い
●影の要素も多少取り込む
●オーラを拡大しよう
●美術鑑賞で、エーテル体を刺激する
●エーテル体の気配を感じてみる
●世界を止める
●耐え切れないくらい退屈なものをぼうっと見る
●歩いている人のエーテル体を見てみよう
●色紙を使って練習してみよう
●タットワやマントラを活用する
●空虚感を何かで埋めようと焦らない
●「退屈道」が四次元的な領域の扉を開く

第3章 「グルジエフの水素表」でエーテル体の特性をつかむ
●宇宙は絶対の無から分割し、さまざまな次元をつくり出した
●思考48、動物磁気96、空気192の関係
●思考48は、動物磁気96に足を引っ張られる
●暗闇の空気192を見てみよう
●エーテル体96は、物質との架け橋
●思考24と思考48の違い
●創造の連鎖…二段階下のものを食料にし、一段階下のものを産む
●グルジエフの「生きとし生きるもの」の図表
●連鎖を使えば、エーテル力は引き出せる
●個性の発掘は24へと通じる
●身体の7つのチャクラを均等化すると、次の次元が開く
●エーテル体物質を増殖させるリラックスと呼吸
●感情と思考の振動速度を上げる
●数字の2と3の違い、印象のアクティベート
●人間は3層の生き物で、犬や猫は2層の生き方をする
●エニアグラムの三の法則と七の法則
●24を重心にする
●24は常に12のサポートを必要とする
●身体、感情、思考は互いに助け合ったり、足を引っ張り合う
●仙道の陽神とは
●感情・思考と運動を連動させる
●夢日記は知性の24を育成する
●高次なものを低次なものに浸透させる
●観察者自身の精神と肉体が分裂していると…
●振動密度が高まると、偶然性の介入が急激に減る
●ジョン・C・リリーの、水素の鏡像の発想
●水素は、二種類の系列に分けられる
●ターゲットは対照表で考え、働きかけは創造の三つ組のバイパスで考える
●人間の限界
●理性の周囲にへばりついた固着物を取り除く

第4章 性エネルギーを活用する
●江の島の弁財天が空間に出現
●重苦しい雰囲気が漂う48の世界
●笑い(感情24)は魔(96)よけ
●24が96に降臨するとは
●江の島の裸弁天は、なぜ裸なのか
●性センターの超越的な力は盗まれる?
●性エネルギーは水素12で動作する
●思考に邪魔をさせない
●代々木忠の水素論
●谷間のオルガズム
●男(女)の特性を強めず、中和存在になる
●性的な結合を利用した願望実現や鬼交
●影の足跡を拾うこと
●性センターの誤用
●古い時代の巫女さん
●究極の1なるものと一体化するために

第5章 エーテル体を活性化する8つの方法
●バイノーラル・ビート
●水晶を持つだけでもエーテル体は活性化する
●本を開かずに読む。あるいは視線をそらして読む
●パワースポットに行こう
●エーテル体を刺激する舞踏
●クアンタム・コンパスを強化する
●イメージの山登り
●ガイドと歩く

前書きなど

はじめに

 前著『死後を生きる』を書き終えた直後に、担当編集者の金澤さんから、エーテル体について書いてほしいと言われました。幽体離脱にしても、死後の世界を語るにしても、エーテル体というのが重要なのではないかということだったのです。
エーテル体という言葉は神智学の言葉でいかにも古めかしく、誤解を招きやすい言葉ですが、習慣的に、わたしたちはこの言い方をします。例えば鎌田東二氏は、それは適切ではないということで、もっと違うわかりやすい言葉を使われています。

 二〇一〇年から、わたしは自分の事務所で水晶の映像を見ることを目的とした小規模の学校を開いています。今はもう第四期です。実際に映像が見えるようになると、カラーで、しかも非常に雰囲気のある画像が見えてくるものなのですが、この映像を見るベースとなるのはエーテル体で、つまりはエーテル体とはピザの生地の部分にあたり、これが見えないと、水晶の映像を見ることはできません。
 本書で書いていますが、これはカーテンのようなもので、そこに外から異次元の印象が転写されるのです。水晶にぼうっとした光の固まりが出てくれば、それをもとにして次のステップに行くことができるので、まずは基礎練習としてエーテル体の膜が見えるようになる練習をします。
 エーテル体を探ることはあらゆる神秘的な体験の出発点であり、基礎です。無視することはできません。そんなに大変なわけでもないので、これを知覚する練習を少し時間があいた時などにするとよいでしょう。
 世の中の多くの誤解とか妄想は、感覚とエーテル体をごちゃ混ぜにして考えることからきています。水晶に見る映像にしても、感覚を鋭くしたら、何か見えるなどということはあり得ないことなのです。
 カバラの分野では、生命の樹というものを使いますが、これをそのまま修行の道として、発達段階の分類に使います。中枢(セフィラ)は十個ありますから、十段階になるということです。すると一番下のマルクトというのが入り口の待ち合い室みたいな役割になって、次のイエソドという中枢が、入門者たちという領域で、このイエソドというのは月とか、エーテル体のことを意味しているのです。
 生活規則を守るようにして、始まりの段階で、エーテル体を認識する練習をするということです。ヨガのチャクラも生命の樹と似たようなものですが、一番下が物質の世界とみなすと、二番目のスワディタナチャクラがエーテル体になります。これは水を意味しており、ガンガーの川、すなわちガンジス川にたとえられ、そこには川の動物がいるらしく、例えば日本の金比羅山はワニを祀りますが、これも川の動物で、エーテル体の中に住み、エーテル体をコントロールしていると考えてもいいわけです。

 本書を書いているうちに、途中からグルジエフの水素論が盛大に出てきて、後半はその話題にばかりになってしまいました。何を考えるにしても、わたしはそれを基礎にしていることが多いのですが、重要なことと言えば、通常の思考のスピードでは、エーテル体を意味する動物磁気の力を対象化して見ることはできず、むしろそれに張りつかれて、それを発見できなくなるということです。
 加速された意識というものによって、エーテル体に距離を持つこと、引き離すような感じで、それを対象化し、反射器として認識することで、そこにさまざまなものを見ることができるのです。その点では、スビリチュアルなものを見たり聞いたりするには、明るく元気でハイスピードな状態のほうがよいとも言えるでしょう。いっけん何の関係もないかもしれませんが、ボディワークとか運動などをすることもおおいに助けになるのです。また武道家とかスポーツをしている人は、他の人よりもエーテル体を感知する体験が増加します。
 じっと考えていたりするような、低速な思考の生活をしていると、エーテル体はそのレベルのすぐ隣にあるために、足を引っ張られ、エーテル体を見るのでなく、エーテル体にまとわりつかれ、否定的な人生観になることも多くなります。グルジエフは「月は人間を食う」と言っていますが、これはそのような意味を持っていることもあります。エーテル体を認識し、それを上手に生かすには、それに足を取られるほど近くにいてはならないということでもあります。

 本書は、ちょっと難しく感じるところもあるかもしれません。というよりも、わたしはやさしいわかりやすい本を書いたことがないかもしれません。とはいえ、本書が何を言いたいかという趣旨ははっきりしています。ぜひ、じっくり読んでみてください。

二〇一一年五月                         松村潔

著者プロフィール

松村 潔  (マツムラ キヨシ)  (

1953年生まれ。
10代の頃より西洋占星術や古代哲学(ヘレニズム思想)、西洋神秘学に興味を持ち研究を開始、数秘術、エニアグラム、タロット、カバラ、十牛図などにも造詣が深い。
著書に『神秘のサビアン占星術』(学研)、『未来辞典 3年後の私がわかるサビアン占星術』(角川書店)、『「たましいのこと」十牛図で考える人生』(中央出版)、『死後を生きる』(アールズ出版)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。