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消える「新宿二丁目」
異端文化の花園の命脈を断つのは誰だ?
発行:彩流社
四六判
276ページ
上製
定価
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2009年2月
- 書店発売日
- 2009年2月25日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2014年12月19日
紹介
東京メトロ副都心線開通という明るい話題とは裏腹に、「ゲイの街・二丁目」は今や風前の灯火。このような現状を踏まえ、街の黎明期から現在までを徹底検証。住民の同性愛者についても掘りさげる。さらには従来のゲイ関連書の死角となっていた資料を渉猟、著者自身の実体験にもとづいた考察と多角的で独自のアングルからの問題提起を行う。読者がゲイであるかいなかは問題ではない。どちらにしても興味深く読める。「資料性の高さ」と「読み物としてのおもしろさ」の両立を! というわけでまずはとにかく読んでみてください。
目次
(1)拡大する新宿東口繁華街
(2)なぜ新宿二丁目は「ゲイタウン」となり得たか?
(3)「ゲイタウン」とバブル景気
(4)「90年代ゲイブーム」の功罪
(5)21世紀には旧来型「ゲイ文化」の淘汰が始まった!
(6)新宿二丁目が直面するさまざまな脅威
(7)新宿二丁目のサバイバルは可能か?
上記内容は本書刊行時のものです。