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ト・日 書店
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品川の学校で何が起こっているのか
学校選択制・小中一貫校・教育改革フロンティアの実像
発行:花伝社
A5判
120ページ
ブックレット
定価
1,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2010年10月
- 書店発売日
- 2010年10月1日
- 登録日
- 2010年10月10日
- 最終更新日
- 2010年10月15日
紹介
学校選択制で街から〈地元の学校〉が消えていく
小学1年生から中学3年生までが巨大校舎に同居する小中一貫校
自治体教育改革フロンティア・東京品川の10年を検証
目次
第1章 品川の小中一貫校の検証
1 小中一貫校の出現
2 品川の施設一体型小中一貫校の特殊性──小中一貫教育との違い
3 小中一貫校の現状──教育学的検討を欠いたずさんな学校作り
4 施設一体型「小中一貫校」の教育学的「根拠」はあるのか
5 「市民科」の設置
第2章 品川の学校選択制度の検証──今こそ学校選択制の見直しを──
1 品川区の学校選択のあらまし
2 品川の学校選択は、どのような規模でおこなわれているのか
3 「選ばれる学校」と「選ばれない学校」の分離
4 入学生徒数の激変と学校計画の見通しの不安定性
5 地域と学校との切断
6 事実に基づく品川区の学校選択制度の批判的検討を
第3章 品川の教育改革の「理念」と「手法」
1 報告によって作り出される「教育改革」
2 「品川の教育改革」を主導する「公教育論」──若月氏の教育論と教育改革の手法
3 本当の「検証」とは── 小川正人編『検証・教育改革』は事実を「検証」しているのか
版元から一言
公立学校の改革最前線として教育関係者の間で知られる品川区。その品川区在住の教育学者が、品川の学校で進行している「改革」の中身を丹念に検証した力作です。教育現場への市場原理の導入は、子ども、親、教師にとって幸せをもたらすことなのか? 本書を題材に、大いに議論していただきたいものです。
上記内容は本書刊行時のものです。