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副業人材活用の戦略
参画企業200社超の専門家が実践から見出した企業経営者の思考と技術
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2026年7月31日
- 書店発売日
- 2026年7月31日
- 登録日
- 2026年7月24日
- 最終更新日
- 2026年8月2日
紹介
採用は簡単、活用は難問
大企業の知を、自社の力に変える
内閣府 プロフェッショナル人材活用ガイドブックに歴代最多となる3度掲載された副業人材の実践知
「優秀な人材を採れたのに、なぜか成果が出ない」。副業人材を迎えた中小企業の現場で、私はこうした声を繰り返し聞いてきました。問題は人材の能力ではなく、受け入れる企業側のしくみにあります。
本業を持ちながら、その知見を生かして別の企業に参画する「副業人材」。いま、大手企業の現役部長クラスが、週数時間から中小企業の現場に参画する時代が来ています。正社員採用では9社で1人を取り合う一方、副業市場では1案件に30~40人の応募が集まることもめずらしくありません。人手不足に悩む中小企業にとって、大きな追い風が吹いています。
ところが、採用はうまくいっても、活用でつまずく企業が後を絶ちません。外注のように丸投げすれば、成果物は残っても会社は変わらない。社員のように扱えば、現場が疲弊する。そして副業人材が抜けたとたん、すべてが止まる──。
本書は、副業人材として200社を超える中小企業の現場に伴走してきた著者が、外部の知恵を「社内で回り続けるしくみ」として残すための考え方と手順をまとめた一冊です。副業人材を便利な外注ではなく、卒業を前提とした伴走者として迎え入れる。大企業で磨かれた経営の型を自社の文脈に翻訳し、企業機能の内製化を進め、経営の主導権を取り戻す。その道筋を、実際に伴走した6社の事例とともにお伝えします。
【こんな経営者の方へ】
・人を採っても、外注しても、会社が強くならないと感じている
・副業人材や業務委託に興味はあるが、何から始めればよいか分からない
・すでに副業人材を活用しているが、思うような成果が出ていない
・特定の人や外注先への依存から抜け出し、自走する組織をつくりたい
目次
はじめに──あなたの会社は自走できていますか
第1章 企業が自力で変われないという見えない倒産リスク
第2章 副業人材が導く自走する組織への転換
第3章 副業市場のリアル
第4章 副業人材は「知の伝道者」
第5章 副業人材はこう使われている──6社の実例
第6章 副業人材活用が上手な企業になるために
第7章 副業人材の基礎スペック──採用前にチェックすべきリモート支援力
第8章 先進事例に見る副業人材活用の将来性
おわりに──副業人材活用を「当たり前」にする
前書きなど
はじめに ──あなたの会社は自走できていますか
頑張っているのに、会社が強くならない。
いい商品をつくっているのに、なぜか売れない。
人が入れ替わるたびに、現場が止まる。
外注先に振り回され、自社で判断できなくなっている。
こうした感覚を持つ中小企業経営者は少なくありません。私は副業人材として、200社を超える企業の現場に携わるなかで、そうした光景を繰り返し見てきました。
これは、個人の能力の問題ではありません。経営の主導権を、知らぬ間に外部に握られてしまっているという、構造の問題です。ウェブサイトの管理を業者に丸投げし、自分たちでは更新できない。広告の運用を任せきりにし、成果が出ているかどうかもわからない。これでは、自社の運命を他人に委ねているのと同じです。
本書は、副業人材を活用して、外部依存から抜け出すための戦略を解説するものです。副業人材の知恵を、自社の内なる力へと変えていく。そのための実践的な道筋を示します。現場のリアルを知ってもらえるよう、私が実際に伴走した6社の事例も紹介しています。
副業人材とは、本業を持ちながら、その知見を生かして別の企業の事業に参画する人材を指します。中小企業が募集をかけると、30~40人が短期間で応募してきます。なかには、大手メーカーで現役の部長クラスの人材も含まれます。中小企業が正社員としては雇用できない層から、優秀な人材を厳選して活用できる。そんな時代が、すでに来ています。
版元から一言
副業をテーマにした本の多くは「する側」の個人に向けたものですが、本書は副業人材を「受け入れる企業側」に立った、数少ない経営者向けの一冊です。支援先6社の実例は当初の募集要項から収録しており、読者が自社に引きつけて読める構成になっています。人手不足に悩む中小企業の経営者はもちろん、商工会議所・金融機関・自治体で企業支援に携わる方にもおすすめします。
上記内容は本書刊行時のものです。
