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在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
鍬谷 ト・日・他 書店
トランスビュー 書店(直)
直接取引:あり
みんなで見たこどものえ
発行:羅針舎
横版
34ページ
上製
定価
2,200 円+税
2,420 円(税込)
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2025年6月10日
- 書店発売日
- 2025年6月10日
- 登録日
- 2025年5月31日
- 最終更新日
- 2025年5月31日
紹介
かべから にげてきた こどもたちのえが
ある日、ぼくらの 町に やってきた。
『みんなで見たこどものえ』は、ガザの子供たちが描いた作品を通じて始まった心の交流を描いた1冊です。ガザ地区での過酷な状況を逃れてエジプトに避難している子供たちの絵が、ある日渋谷区の子供たちのもとに届きます。届けたのは絵を通じて子供たちの心のケアを続けているミツキさん。その作品を見た一人の母親(著者)が、イラストレーターのアミイゴさんや学校の先生たちと協力し、富谷小学校の子供たちに絵を見てもらう場を作ります。
子供たちが見たのは、テレビのニュースでは決して感じることができない生々しい感情と状況。「ガザの子どもたちは、『自由に』って言われて絵を描いたんだって。」渋谷区の子供たちはアミイゴさんと対話し、ひとりひとり感じたことを絵に表現することに挑戦します。「感じたことを1本の線で表現してみよう」そうして生まれた構図に今度は「自分の好きな色だけで気持ちよく塗ってみよう。」アミイゴさんの言葉に、子供たちは自分なりの「自由」を目指し、絵を描きました。ガザの子供たちが見た景色や感じたこと、そして日本の子供たちが絵を通じて感じ取った平和への願い。『みんなで見たこどものえ』は、異なる環境で生きる子供たちの心の架け橋となった絵の力を伝える、希望の物語です。
版元から一言
渋谷区の小学校6年生が参加した実際のワークショップ授業を絵本で再現しました。違う言葉を使っていても、置かれている環境が異なっていても、遠く離れた地域に住んでいても、平和な世界を願う気持ちは変わらない。変わらない気持ちの表現を可能にする、絵の力を訴える絵本です。本文は和英併記。
上記内容は本書刊行時のものです。