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抗がん剤を使わなかった夫 ~すい臓がんと歩んだ最期の日記~
完結
発行:古書みつけ
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ17mm
重さ 250g
208ページ
定価
1,500円+税
- 書店発売日
- 2025年2月14日
- 登録日
- 2024年12月20日
- 最終更新日
- 2025年2月18日
書評掲載情報
2025-02-16 | 産經新聞 朝刊 |
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紹介
2022年5月、夫・叶井俊太郎の「顔や体が黄色くなる」ことから始まった、私たち家族と「すい臓がん」の記録。いまの日本において、「抗がん剤を打たない」という選択はとても少ないなか、叶井は抗がん剤を一切からだに投与することなく1年9カ月を生きた。
くらたまは言う。「自分の命や人生の在り方を決めるのは本来自分自身のはず。でも日本では一旦がんを発症すると自分の死に方、生き方が全部医者に丸投げになってしまうケースがほとんど。そうじゃない生き方ができること、何をして何をしないか自分で決めてもいいことに気付いて欲しくて筆をとりました。〝自分で選べる〟って当たり前のことを、知らないままの人が多いんです」。
〝がんの王様〟とされるすい臓がんにかかりながら、抗がん剤治療を受けなかった夫は、どのように生きたのか……まだどこにもそんな例がとりあげられていないなか、確固たる意志を貫いた生き様を、貴重すぎる家族の記録を、妻である倉田真由美が、自分の言葉で綴った640日間。
上記内容は本書刊行時のものです。