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JRC ト・日・他 書店
直接取引:なし
お酒をつくる戦国の代官-小田原北条氏家臣・江川氏
発行:時空書房
新書判
192ページ
並製
価格
1,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年7月29日
- 書店発売日
- 2023年7月29日
- 登録日
- 2023年7月11日
- 最終更新日
- 2023年7月27日
書評掲載情報
2023-09-03 |
伊豆新聞
朝刊 令和5年9月3日 評者: 書籍の紹介記事 |
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紹介
『江川文庫』をはじめ戦国期・近世初頭の一次史料を渉猟して探る江川氏のルーツ。
・小田原北条氏に代官として仕え、土地を管理・集積して領主となる。
・全国屈指の名酒「江川」をつくり、贈答品として北条氏の外交にも貢献する。
・京都の菩提寺とつながり、連歌や華道など当時の最先端文化にも精通する。
見えてきたのは、場所や身分に囚われない、そんな自由な中世人の姿だった。
目次
はじめに
・第一章 江川氏の出自
・第二章 戦国時代の江川氏の系譜と事蹟
・第三章 江川氏の伊豆下向と伊勢(北条)早雲
・第四章 領主に成り上がる―立野郷と金谷郷
・第五章 代官を務める
・第六章 お酒をつくる
・第七章 京都とつながる
・第八章 引き継がれるもの、変わり絶えるもの
おわりに
前書きなど
・室町期、京都で土倉・酒屋を営む町衆だった宇野氏は、明応の頃(?)伊豆に下向し江川氏となる。
・算術や酒の醸造という特殊技能を活かし、同地で北条氏に仕えた江川氏は「唯一無二」ともいうべき存在になる。
・さらに土地を集積して領主という地位に登りつめ、その居宅「江川邸」は要衝韮山城の東側の守備を担う。
・そして「中世」の終わりを告げる豊臣方との小田原合戦では、よく奮戦しこの地を死守する活躍をみせるが・・・
版元から一言
中世に舞台を特化して描かれる、初めての江川氏の書籍です。「血湧き、肉躍る」合戦ではなく、「土地を開き、モノをつくる」生活者の視点で描く中世の物語をお楽しみ下さい。
上記内容は本書刊行時のものです。