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体の贈り物 レベッカ・ブラウン(著) - twililight
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体の贈り物 (カラダノオクリモノ)
原書: THE GIFTS OF THE BODY

文芸
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発行:twililight
B6変形判
縦170mm 横122mm 厚さ170mm
196ページ
上製
価格 2,200 円+税   2,420 円(税込)
ISBN
978-4-9912851-9-6   COPY
ISBN 13
9784991285196   COPY
ISBN 10h
4-9912851-9-4   COPY
ISBN 10
4991285194   COPY
出版者記号
9912851   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年6月16日
書店発売日
登録日
2025年5月8日
最終更新日
2025年6月22日
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書評掲載情報

2025-07-19 毎日新聞  朝刊
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紹介

アメリカの作家、レベッカ・ブラウンの代表作を復刊。
逃れようのない死の前で、料理を作り、家を掃除し、洗濯をし、入浴を手伝う。
喜びと悲しみ、生きるということを丸ごと受け止めた時、私は11の贈り物を受け取った。
エイズ患者とホームケア・ワーカーの交流が描き出す、悼みと希望の連作短篇。
著者書き下ろし「『体の贈り物』三十年後」を収録。
金井冬樹の装画による新装版。

“横溢するケアに包まれました。ホームケアワーカーの「私」が派遣されるのは死の恐
怖に向き合う患者たちのところ。ケアする側が彼ら、彼女らの生を“尊重されるべき
もの”として丸ごと抱擁するとき、曇っていた生がみるみる輝きを取り戻していく。
まさに奇跡のような贈り物。”
小川公代

“透きとおるような日本語で訳されたこの小説集における、死にゆく人々の生を支える主人公の冷静さ、
心身の痛みにたいする想像力の深さ、そこから生まれる交流のぬくもりは、
いま、世界でなにより大事なものに思える。”
木村紅美

目次

汗の贈り物
充足の贈り物
涙の贈り物
肌の贈り物
飢えの贈り物
動きの贈り物
死の贈り物
言葉の贈り物
姿の贈り物
希望の贈り物
悼みの贈り物

謝辞
『体の贈り物』三十年後
二〇二五年版訳者あとがき

著者プロフィール

レベッカ・ブラウン  (レベッカ ブラウン)  (

1956年ワシントン州生まれ、シアトル在住。作家。翻訳されている著書に『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』『家庭の医学』『犬たち』、ナンシー・キーファーとの共著に『かつらの合っていない女』がある。『体の贈り物』でラムダ文学賞、ボストン書評家賞、太平洋岸北西地区書店連合賞受賞。

柴田元幸  (シバタ モトユキ)  (

1954年生まれ。翻訳家・アメリカ文学研究者。
ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、レベッカ・ブラウン、バリー・ユアグロー、トマス・ピンチョン、マーク・トウェイン、ジャック・ロンドンなど翻訳多数。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクソン』で日本翻訳文化賞、また2017年に早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。
文芸誌『MONKEY』(スイッチ・パブリッシング)責任編集。

上記内容は本書刊行時のものです。