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つくづく別冊① 特集=友だちと互助会
- 出版社在庫情報
- 不明
- 初版年月日
- 2021年4月1日
- 書店発売日
- 2021年5月15日
- 登録日
- 2021年4月6日
- 最終更新日
- 2021年4月9日
紹介
自由研究を発表するためのインディーズ雑誌『つくづく』。
今回は「友だちと互助会」をテーマに、写真家・南阿沙美さんが撮影したアーティスト集団・Chim↑Pomエリイさんと友だちが新宿を彷徨うカラーページ、12組の対談、2本のエッセイを掲載!
あなたがほしかったのは友だち? それとも互助会?
目次
特集=友だちと互助会
巻頭グラビア:
「東京・新宿〝夜の街〟」エリイ(Chim↑Pom)&ザ べストフレンズ
トークショウ
「読者との関わりを、あらためてね」青野利光×植田浩平
「大人の「保健室」がほしかった」戸田真琴×飯田エリカ
「『結婚』の奴から3年が経って」能町みね子×サムソン高橋
「LINEグループやりたくて演劇やってんの?」岩井秀人×池田亮×田中祐希
「アフタートークのアフタートーク」神谷圭介×大谷皿屋敷
「まわりに興味を持たれなさい」喰始×コラアゲンはいごうまん
「貧乏を明るく、笑い話にできる間柄を」荻原魚雷×金井タオル×木原基行
「TVODって誰だ?」コメカ×パンス
「わたしとあなたの間には、どんなテーブルがあるんだろう」若林恵×宮田文久
「エスペラントの友だち」エスペランティストの皆さん
「仕事を辞めたら、友だちになれるかも」爪切男×高石智一
「俺がわからない俺について、誰か話してくれないか」プロボケ
エッセイ
「川勝正幸さんのこと」下井草秀
「友だちの余白に――大学と互助会」植田将暉
無限階段#1
竹内厚
前書きなど
「......(編集ユニットの)プロボケみたいのをやりたいと思ったのも、みんなで同じ仕事はしなくていいんだけど、『いまこういう仕事してるんだけど、どうしたらいいかな』って気軽に相談できる互助会がほしいなって」
(『つくづく』vol.1「幻の編集ユニット・プロボケの左右雑談」p128より抜粋)
ここ数年「友だちと互助会」について考え続けてきた。
そもそも、友だちってなんだろう。
互助会だって、よくわからない。
たとえば、友だちが集って旗揚げした劇団の関係性は
どこかで「友だちの集い」から「互助会」に
シフトしているんじゃないか。
「友だち家族」とか「友だち親子」という呼び方もあるけど
仲のよさを表す言葉は友だちが最適解なのか。
ユニット、写真家とモデル、作家と編集者、師匠と弟子、
世にある近しい間柄は、互助会なのかもしれない。
「友だちってなんですか?」
「みなさんの関係性は互助会ですか?」
曖昧な問いかけを起点にして、
様々な方に話を聞いてまわり、文章を寄せていただいた。
ほしかったのは友だち? それとも互助会?
上記内容は本書刊行時のものです。