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何処に行っても犬に吠えられる〈ゼロ〉
- 出版社在庫情報
- 在庫僅少
- 初版年月日
- 2018年5月
- 書店発売日
- 2018年5月10日
- 登録日
- 2018年5月9日
- 最終更新日
- 2024年8月21日
紹介
ウェブ百万年書房LIVE!の人気連載「何処に行っても犬に吠えられる」(北尾修一)のスピンオフ・マガジン。北尾は初期『クイックジャパン』の記事を2018年ヴァージョンに改稿。当時、特に反響の大きかった「補聴器と黒人音楽」「時計仕掛けのアイドル・フーリガン」など6編を収録。小西麗は24歳の駆け出し女優で、ファッションカルチャー誌『Maybe!』(小学館)にエッセイを連載中。
90年代の街ネタ記事と、2018年の20代女性の日常がクロスし、読後、周りの世界が溶けます。
目次
補聴器と黒人音楽
隣の芝は青い
時計仕掛けのアイドル・フーリガン
つよい煙草
“一三回自殺未遂女”の見る夢は
女の子なので
「やっぱり他人同士が一〇〇パーセント理解しあうのは無理なのかなあ」
恋を知るまえ
目の前に突然、龍が現れた。
戦場に上がれ、うちのめしてやるよ
おやすみなさい、ミス・ポーラ
生きてるだけで、愛されたい
前書きなど
【制作チーム】
執筆&編集=北尾修一、小西麗
写真=齋藤葵
題字=山田和寛
挿画=おたぐち
装丁=川名潤
表紙モデル=小西麗、うどん
特別協力=赤田祐一、バクシーシ山下
版元から一言
「90年代後半クイックジャパンに掲載された北尾修一さんの取材文(改稿版)と2018年現在の女の子の生活を切り取る小西麗さんによるエッセイが交互に織り込まれ、異世界を何度も行き来するような面白さだった。特に好きなのが冒頭の『補聴器と黒人音楽』。大好きな黒人を夜な夜なナンパしている聴覚障害の女性ひょうちゃんを追うルポなのですが、とにかく彼女が逞しく、言葉のひとつひとつに自ら勝ち取った自信が滲み出ていた。良いもの読ませていただきました。」
こだま(『夫のちんぽが入らない』著者)
「こうして当時の北尾修一さんによる記事を再編集したものを読み返してみると、岸政彦さんの『断片的なものの社会学』あたりの雰囲気とリンクするのに驚いた。時代が一周したということだろうか。「あたらしい社会学」に関心のある若い読者も是非。」
堀部篤史(誠光社店主)
上記内容は本書刊行時のものです。