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シャドーイング:影を追う旅 原田裕規(文・写真) - this and that
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シャドーイング:影を追う旅 (シャドーイング カゲヲオウタビ)

芸術
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B5変型判
縦257mm 横178mm 厚さ10mm
重さ 300g
128ページ
定価 3,200 円+税   3,520 円(税込)
ISBN
978-4-9910062-6-5   COPY
ISBN 13
9784991006265   COPY
ISBN 10h
4-9910062-6-0   COPY
ISBN 10
4991006260   COPY
出版者記号
9910062   COPY
Cコード
C0070  
0:一般 0:単行本 70:芸術総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年5月12日
書店発売日
登録日
2025年4月15日
最終更新日
2025年4月21日
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紹介

周防大島、ハワイ、台湾――かつて海をわたった人々とデジタルヒューマンが交差するとき、時空を超える旅がはじまる

山口県周防大島町の日本ハワイ移民資料館で開催された「原田裕規 個展 やっぱり世の中で一ばんえらいのが人間のようでごいす」(2023年)の展示記録および、映像作品「シャドーイング」シリーズ(2022年~)台本、著者と企画者および寄稿者によるテキストで構成するモノグラフ。

アーティスト・原田裕規による「シャドーイング」シリーズは、⽇系アメリカ⼈が読み上げる台本を原⽥が「シャドーイング(復唱)」して追いかけ、移⺠たちの⾜跡を⺠俗学者・宮本常⼀の視点を交えながら、現代を⽣きるアーティストが新たな物語として描き出す映像作品です。
その台本5篇をピジン英語を含む日英表記で掲載。著者が参照し共鳴したテキストとして、宮本常一のエッセイ「海ゆかば」を再録します。
芸術作品への葛藤と批評、歴史と海をめぐるエッセイは、ひとつの展覧会を起点に過去と未来を往還しながら、わたしたちを海上の旅へと誘います。

目次

・図版:作品「シャドーイング」シリーズ / 展示風景
・原田裕規「シャドーイング:影を追う旅」
・「シャドーイング」シリーズ台本(ピジン英語含む日英表記)
・塚本麻莉(高知県立美術館学芸員)「帰る場所を探す旅―原田裕規個展、伴走者の記録」
・木元眞琴(日本ハワイ移民資料館館長)インタビュー「瀬戸内のハワイから」
・高嶋慈(美術・舞台芸術批評)「記憶の継承のためのバーチャルな器―原田裕規《シャドーイング》の航跡を辿って」
・栖来ひかり(文筆家)「海をつうじて生きるまじわる物語」
・宮本常一(民俗学者)「海ゆかば」
・資料
・あとがき

著者プロフィール

原田裕規  (ハラダユウキ)  (文・写真

原田裕規 アーティスト。1989年、山口県生まれ。とるにたらない視覚文化をモチーフに、テクノロジーやパフォーマンスを用いて、社会や個人の本性を「風景」や「自画像」のかたちで表現している。
主な個展に「夢と影」(ANOMALY、2025)、「原田裕規:ホーム・ポート」(広島市現代美術館、2024)、「公開制作vol.4 原田裕規 ドリームスケープ」(長野県立美術館、2024)、「原田裕規 個展 やっぱり世の中で一ばんえらいのが人間のようでごいす」(日本ハワイ移民資料館、2023)、など。
主な刊行物に、作品集『原田裕規:ホーム・ポート』(フィルムアート社)、単著『評伝クリスチャン・ラッセン』(中央公論新社)、単著『とるにたらない美術』(ケンエレブックス)、編著『ラッセンとは何だったのか?』(フィルムアート社)など。

高嶋慈  (タカシマメグム)  (

高嶋慈 美術・舞台芸術批評

栖来ひかり  (スミキヒカリ)  (

栖来ひかり 文筆家

塚本麻莉  (ツカモトマリ)  (

塚本麻莉 本展キュレーター、高知県立美術館主任学芸員

上記内容は本書刊行時のものです。