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2時間でわかる 蓄電池ビジネスの未来 江田 健二(著/文) - スローウォーター
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2時間でわかる 蓄電池ビジネスの未来 (ニジカンデワカル チクデンチビジネスノミライ) ウィズコロナ時代に拡大する20兆円市場に注目せよ! (ウィズコロナジダイニカクダイスルニジュッチョウエンシジョウニチュウモクセヨ)

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四六判
164ページ
価格 1,300円+税
ISBN
978-4-9909895-8-3   COPY
ISBN 13
9784990989583   COPY
ISBN 10h
4-9909895-8-9   COPY
ISBN 10
4990989589   COPY
出版者記号
9909895   COPY
Cコード
C3030  
3:専門 0:単行本 30:社会科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2020年10月9日
最終更新日
2022年9月23日
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紹介

~ウィズコロナ時代に拡大する、20兆円市場に注目せよ!~
EV(電気自動車)やスマートハウスなどの普及に伴い、今「蓄電池」に大きな注目が集まっています。蓄電池は、電力・エネルギー産業の分野だけでなく、「蓄電池×X(something)」という形で、様々な業界において新たなビジネス・市場を生み出しつつあります。
本書は蓄電池というキーワードを通して、今、大きな変革の時代を迎えている「電力・エネルギービジネス&産業」と「蓄電池が関わる新たな市場」の現状・将来展望について、下記のようなキーワードと絡めながら、著者独自の視点で解説しています。

<本書内の重要キーワード>
EV、自動運転車、CASE、MaaS、テスラ、エネルギーマネジメント、再エネ、太陽光発電、卒FIT、スマートハウス、V2H、5Gスマホ、ウェアラブルデバイス、ドローン、AI、IoT、ロボット、VPP、ブロックチェーン、オフグリッド、ワイヤレス充電、インバウンド、防災、エネルギーハーべスティング、電気のデジタル化、エネルギーシェア、ET革命

蓄電池技術は、産業の垣根を越えたデジタル化社会(産業ボーダーレスな社会)において、今後ますます横断的、縦断的に活用されていくでしょう。そんな蓄電池周辺ビジネスの現在と未来を多角的な視点でとらえるため、本書では次の4つの切り口で解説・考察しています。

・蓄電池×モビリティ(電気自動車など)
・蓄電池×エネルギーマネジメント(再エネ、住宅など)
・蓄電池×スマートデバイス(スマートフォン、ウェアラブルデバイスなど)
・蓄電池×新テクノロジー(ドローン、AI、IoTなど)

目次

<目次>(一部抜粋)
プロローグ エネルギー革命の中心を担う蓄電池
今注目を集める「リチウムイオン電池」
蓄電池に期待される社会的役割とは
進化する充電技術「自動充電」と「無線充電」
蓄電池ビジネス・産業の市場動向
利用シーン・市場別に見る蓄電池産業
様々な分野に広がる蓄電池のビジネスチャンス

第1章 蓄電池×モビリティ
自動車産業からスマートモビリティ産業へ
蓄電池ビジネス発展の鍵はEVにあり
EV関連のビジネスチャンスはどこにあるのか
ワイヤレス充電化が進むEV
「V2Hシステム」としてのEV活用
マンションにおけるEV充電設備
EV業界の世界的トレンド
テスラから中国メーカーまで EV・PHV市場の最新動向
主要自動車メーカーの電動化計画

第2章 蓄電池×エネルギーマネジメント
普及が進む「家庭用蓄電池」
大規模蓄電システム「産業用蓄電池」
太陽光発電の「卒FIT」と蓄電池
スマートハウス関連企業の取り組み
注目を集める「電気のお裾分け」
エネルギーマネジメントとVPP(仮想発電所)
コンビニエンスストア業界の取り組み
電力会社の取り組み
国内蓄電池メーカーの取り組み
運輸・交通業界の取り組み
 
第3章 蓄電池×スマートデバイス
スマートフォンと通信技術の進化
スマートフォンの最新市場動向
5G時代のスマホとバッテリー
スマートデバイスと「ワイヤレス充電」
「インバウンド」「災害時」にも役立つワイヤレス充電
電気のシェアとスマホの蓄電池化
ウェアラブルデバイスの今後と蓄電池

第4章 蓄電池×新テクノロジー
ドローンビジネス市場の最新動向
注目されるドローンの進化形「エア・モビリティ」
IoTと電力・エネルギービジネスの密接な関係
蓄電池の制御・運用に役立つAI技術
拡大するAI市場の最新動向
進化するロボット技術の最新動向
電気を収穫する「エネルギーハーベスティング」

エピローグ 蓄電池とこれからの社会
高まる、蓄電池の社会貢献度
地方での蓄電池関連事業の事例紹介
電力の自給自足「オフグリッド生活」とは
蓄電池がエネルギーの無駄をなくす?
ET革命と蓄電池

前書きなど

今「蓄電池」に注目が集まっています。蓄電池は、電力・エネルギー産業の分野だけでなく、様々な業界において新たなビジネス・市場を生み出しつつあります。
本書は『蓄電池ビジネスの~』というタイトルを付けていますが、蓄電池の販売方法といったビジネスのノウハウを解説するものではありません。蓄電池というキーワードを通して、今、大きな変革の時代を迎えている「電力・エネルギービジネス&産業」と「蓄電池が関わる新たな市場」の現状と将来展望について、私なりにまとめたものです。

蓄電池に関連するビジネスは、様々な産業分野で市場が拡大しています。その現状を多角的な視点でとらえるため、本書では「蓄電池×モビリティ」「蓄電池×エネルギーマネジメント」「蓄電池×スマートデバイス」「蓄電池×新テクノロジー」という4つの切り口をテーマとして設定しました。また、各テーマについて多数の事例をご紹介することでビジネスの可能性を感じていただけるように工夫しました。読者の皆さまの興味・関心のあるジャンルからお読みいただければと思います。

ウィズコロナ時代に入り、各業界でデジタル化について議論されています。私はこれまで何冊かの自著で、エネルギー業界のデジタル化について、IoT、AI、ブロックチェーンなどの話も交えながら書き記してきました。本書においてもエネルギーのデジタル化とそれに絡む最新テクノロジーに関する話が多く出てくるため、拙著の中で語った内容や情報を一部引用しています(これまでに拙著を読んでいただいた方にとっては既にご存知の内容も多いかとも思いますが、その点はご容赦ください)。
本書が、これからの時代において新たなチャレンジをしようと考えている皆さんにとって、何かしらのヒントになれば幸いです。

著者プロフィール

江田 健二  (エダ ケンジ)  (著/文

一般社団法人エネルギー情報センター理事
1977年、富山県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、アクセンチュアに入社。同社で経験したITコンサルティング、エネルギー業界の知識を活かし、2005年にRAUL株式会社を設立。一般社団法人エネルギー情報センター理事、一般社団法人CSRコミュニケーション協会理事、環境省地域再省蓄エネサービスイノベーション促進検討会委員などを歴任。「環境・エネルギーに関する情報を客観的にわかりやすく広くつたえること」「デジタルテクノロジーと環境・エネルギーを融合させた新たなビジネスを創造すること」を目的に執筆・講演活動などを行っている。
主な著書に、『エネルギーデジタル化の未来』『世界の51事例から予見する ブロックチェーン×エネルギービジネス』(第39回「エネルギーフォーラム賞」普及啓発賞)、『エネルギーデジタル化の最前線2020』など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。