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バイク小説短編集 Rider's Story つかの間の自由を求めて
- 初版年月日
- 2020年11月20日
- 書店発売日
- 2020年11月20日
- 登録日
- 2020年10月16日
- 最終更新日
- 2024年1月24日
紹介
「スピードを上げてコーナーを抜けるたびに、俺は、生きているんだと実感するんだ」
当時、カメさんはそんなことを言っていた。そのときはよくわからなかったが、大人のカメさんの言うセリフがかっこよく聞こえ、私の心に響いた。そして、今になってカメさんの言っていたことがわかるような気がするのだ。(本文より)
オートバイとかかわることで生まれる切なくも熱いドラマ。
全てオートバイの登場する短編小説集。25編収録。
小学生から、二十代の若者から、還暦を過ぎた人まで。
主人公がそれぞれ異なる、どこにでもいる25人のライダーの日常を描く。
2011年に発行した旧作を個人出版のオートバイブックスから新装改訂版を発行。
あの日を思い出す。また乗りたくなる。
それぞれのライダーズストーリーがある。
目次
はじめに 1
目次 2
バカやろお、が聞きたくて 3
一つの時代が終わったとき 7
青空喫茶 11
一杯のビール 15
最高のシャッターチャンス 22
カリフォルニアハイウェイ 25
よく会いますね 28
ちいさなごちそう 32
禁煙が成功したら 37
出会い岬 40
バイクバー 43
あきらめていた夢 46
出会う旅 49
最高の贈り物 57
一年後に電話して 59
喫茶止まり木の連絡帳 64
知らなかった親父のこと 69
タンデムツーリング 72
思い出と共に 76
ストロベリーシーサイド 80
五分のつもりが 83
バイクに救われた 86
日曜日の午後 88
故郷へ 90
朝倉コーヒー 93
おわりに 著者略歴 108
解説
上記内容は本書刊行時のものです。