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困難な子育て 堀埜 浩二(取材・文・構成) - ブリコルール・パブリッシング
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困難な子育て 内田 樹せんせ主宰の新たな地域コミュニティ 凱風館から学ぶ「子育てのかたち」

四六判
縦188mm 横130mm 厚さ20mm
重さ 280g
256ページ
並製
価格 1,528円+税
ISBN
978-4-9908801-6-3
Cコード
C0037
一般 単行本 教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年5月7日
書店発売日
登録日
2019年2月26日
最終更新日
2019年5月8日
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紹介

子育てに成功も失敗もありません。
もっと子育てを楽しみ、子育てから学ぼう!
内田 樹せんせと新たな地域コミュニティ[凱風館]のみなさんから学ぶ「子育てのかたち」

核家族化や地縁・地域社会の疎遠化による子育て家庭の孤立、保育・幼稚園不足や待機児童問題、幼児虐待、子育てママに対する冷たい視線など…。少子化が問題視されているのに、実際には子育てが難しいこの国の現状。
でも本当は子育てって、もっと楽しく尊いもののはず…。

思想家・武道家の内田 樹せんせが主宰する合気道道場の[凱風館]は、能舞台でもあり、また寺子屋やマルシェなど、さまざまな文化的イベントや交流の拠点として機能しながら、新たな地域コミュニティの場」を形成しています。
そんな[凱風館]の門下生や関係者のみなさんの中で、現在子育て真っ最中の(大学教授や建築家、会社員など、さまざまな職業や立場の)方々に、ご夫婦の出会いから結婚・出産、そして個々の子育ての実践、夫婦の役割分担、子育てから学んだこと、加えて[凱風館]で学んでいる合気道について、お話をお訊きしました。
加えて、[凱風館]で内田せんせと取材者にご協力いただいたみなさんによる子育てフォーラムを開催して、少子化時代のこの国の「子育てのかたち」や「子育てという営為の本質」について見つめ直しました。

キーワードは、みんなで育て、育てながら学び、今を充実させる。
内田せんせと[凱風館]のみなさんの「新しい地域コミュニティの子育てのかたち」を知れば、もっと子育てが楽しくなるはずです。

「正しい子育て」とか、子供が伸びるノウハウ論なんか、全然気にしなくていい。むしろぎこちなく、じたばたしている方が、子供の心に一番残る。(内田せんせ 談)

*「産む理由」と「産まない理由」、子育てにおける夫と妻の役割分担、待機児童と地域格差、児童虐待の増加と質の変化など、子育てを取り巻く現状を分析したコラムを補完。

目次

■子育てインタビュー
余裕がないからできた、集まり、つながり合える「場」
すれ違いながら、手探りで。「見守られながら」の子育て
子育てという「今、この時」を充実させていく
我が子と自分と、ダブルで生きる人生としての「子育て」

■凱風館やんわりフォーラム
『困難な子育て』を、いかにして愉しむか

■子育ての課題を考えるコラム
未婚・晩婚化と高齢出産の増加
「産む理由」と「産まない理由」
子育てにおける夫と妻の役割分担
待機児童と地域格差
児童虐待の増加と質の変化

■「まとめ」にかえて
学びとしての子育て

前書きなど

 思想家であり武道家である内田 樹氏は、「人は個人では生きられません。ですから、集団としての“生きる力”をいかに高めるかということが常に最優先的に配慮されなければならない」と述べています。
 内田氏の主宰する合気道道場兼コミュニティスペースの[凱風館]はまさしく、そのような「仕組み」として構想され、合気道の道場としてはもちろん、能の舞台としても、またさまざまな文化的なイベントや交流の拠点として機能しながら、新たな地域コミュニティの「場」として定着しています。

 翻って我が国の「子育て」を取り巻く環境については、保育園や幼稚園の不足などの養育環境の不備、地縁・地域社会の疎遠化による子育て家庭の孤立化などが指摘されていますが、そこには「地域コミュニティの劣化」という問題が大きく横たわっていると思われます。

 この『困難な子育て』では、その[凱風館]の門下生や関係者の中で、現在、子育て真っ最中の皆さん(それも大学教授や建築家、会社員など、さまざまな職業や立場の)に、夫婦の出会いから結婚、出産、そして子育てまで、それぞれの夫婦や家庭、個々の子育ての実践や子育てから得た知見、子育てにおける役割分担、子育てから学んだことなどについてお訊きしました。
 加えて、[凱風館]で内田氏と取材者にご協力いただいたみなさんによる子育てフォーラムを開催。内田氏の子育て論とともに、身体論や時間論、共同体論などの観点から、子育てを再考。[凱風館]という新しい地域コミュニティを通して、「子育てという営為の本質」を見つめ直しました。

 そこから見えたのは、”みんなで育て”、”育てながら学び”、”今を充実させる”、そんな新しい地域コミュニティにおける、「希望に満ちた子育てのかたち」でした。

版元から一言

地縁・地域社会の疎遠化による子育て家庭の孤立化、保育・幼稚園不足や待機児童など…。少子化が問題視されているのに、実際には子育てが難しいこの国の現状。でも子育てって、本当はもっと楽しく尊いもののはずです。

思想家であり武道家である内田 樹氏が主宰する[凱風館]は、合気道の道場でありながら、能の舞台であり、はたまた寺子屋やマルシェ、様々な文化的イベントや交流の拠点として機能しながら、新たな地域コミュニティーの「場」を形成しています。

この『困難な子育て』では、その[凱風館]の門下生や関係者の中で、現在、子育て真っ最中のみなさん(それも大学教授や建築家、会社員など、さまざまな職業や立場の)に、夫婦の出会いから結婚、出産、そして子育てまで、それぞれの夫婦や家庭、子育てのかたちや子育てから学んだことなどについてお訊きしました。

加えて、[凱風館]で内田せんせと取材者にご協力いただいたみなさんによる子育てフォーラムを開催。子育てにおける身体論や時間論、共同体論などもについて話し合い、少子化が進行するこの国の現在の「子育てのかたち」や「子育てという営為の本質」について、見つめ直しました。

そこから見えたのは、新しい地域コミュニティとしての[凱風館]における、希望に満ちた子育てのかたちでした。
キーワードは、みんなで育て、育てながら学び、今を充実させる。
内田せんせと[凱風館]のみなさんの「新しい地域コミュニティの子育てのかたち」を知れば、もっと子育てが楽しくなるはずです。

著者プロフィール

堀埜 浩二  (ホリノ コウジ)  (取材・文・構成

1960年、大阪市西成区生まれ。説明家。イベントプロデューサーとして、関西を中心に様々なイベントの企画・制作を手がけるかたわら、街や店から、音楽やアイドルまで、幅広く執筆。現代思想から、社会や経済、音楽、アイドル、アニメまでを網羅し語る圧倒的な知識と情報量、その人柄から、凱風館の関係者からは「ホリノのおじき」として深い敬愛を受けている。「甲南麻雀連盟」のメンバー。著書に、『大阪(+神戸&京都)ソースダイバー』『ももクロを聴け! ももいろクローバーZ 10周年 全193曲 コンプリート解説』『パット・メセニーを聴け! 』『アイドルばかり聴け! 』(全てブリコルール・パブリッシング)。

内田 樹  (ウチダ タツル)  (監修

1950年、東京都生まれ。武道家・思想家。神戸女学院大学名誉教授、京都精華大学人文学部客員教授。合気道道場であり、能舞台であり、寺子屋やマルシェなどの文化的イベントや交流の地域コミュニティ拠点である[凱風館]の館長。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第六回小林秀雄賞受賞、『日本辺境論』(新潮新書)で第三回新書大賞を受賞。著書多数。最新刊に『街場の平成論』(晶文社)。

上記内容は本書刊行時のものです。