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プー花子 小銭を寄付する 太田一美(著) - ロゼッタストーン
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プー花子 小銭を寄付する (プーハナコ コゼニヲ キフスル)

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四六判
縦188mm 横128mm 厚さ14mm
重さ 210g
188ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-947767-27-1   COPY
ISBN 13
9784947767271   COPY
ISBN 10h
4-947767-27-8   COPY
ISBN 10
4947767278   COPY
出版者記号
947767   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年12月16日
書店発売日
登録日
2023年1月4日
最終更新日
2023年2月22日
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紹介

29歳で結婚、32歳で離婚。30代で独身女性の赤裸々な心情を描いた筆者は40代でサンタクロースのような男性と再婚。しかし、やがて夫は要介護状態に。筆者自身はリウマチとメンタルの病を抱え、「老々介護」「障々介護」の日々を送ります。

が、この本はいわゆる「闘病記」でないのが、面白いところ。筆者の望みは「人間界」を卒業すること。未来を「予言」するなど、一風変わったところはあるものの、親を看取り、夫を看取り、様々な団体に小銭を寄付し…と、非常にちゃんとした生活を送っています。夫とも強い信頼関係で結ばれていました。

筆者は文章の中で「こんな地球はもうごめんだ!」とさんざん愚痴っているのですが、読んでいると、なんだかうらやましくなるような、豊かな生活に感じられます。

「前向きに頑張れ」と言われることが多い世の中ですが、そんなプレッシャーに疲れた人には、著者の考え方・生き方が参考になるかもしれません。

目次

1 この家族という運命
2 サンタクロースさんに出会う運命
3 地獄の沙汰もやりくり次第の運命
4 いずれは死という運命

前書きなど

生きることが難しい若い時代の『ハイミス達の夜』からの、もうバアさんの女の一生をまとめてみました。恥ずかしながら、老婆心ながら、病友エピソードも伝えてピアカウンセリングのつもりもあり、自分はどうするのか考えてもらいたいと、ラクをしようと思ったら大間違いのこの世をいかに乗り越えるのかを日夜考え、この思考に至った経緯を述べたものです。
すべては私の運命であると感じています。メンタルの病もリウマチも死ぬまであるものと思い、通院も服薬も続けて、油断せずに日々バランスを取っています。認知症予備軍でもあり、介護していただくのをできるだけ先延ばしにと心掛ける日々です。
皆さんの残した真心が地球をおおうオーラとなり、平和な日々が訪れますように、これからも皆が幸せに生き抜き、幸せな最期でありますようにと祈るばかりです。
今まで生きてこれて楽しかったし、うれしかったこともありました。これからも人生捨てたものじゃないということに遭遇し、気付きたいです。

版元から一言

30代で独身女史の赤裸々な実態を描いた『ハイミスたちの夜』を出版した著者が、その後の女の一生を1冊にまとめました。著者のテーマは、辛いことの多いこの世をいかにして生き抜くか? 
スピリチュアルに関心のある方、メンタルの病に関心のある方、介護の日々を送っている方などにもおすすめです。

著者プロフィール

太田一美  (オオタ イツミ)  (

1953年広島県生まれ。29歳で結婚、32歳で離婚。プータローならぬプー花子生活が理想だが、現実が許さず、10社以上の職場で働く。20代でメンタルの病、40代でリウマチを発症。44歳でサンタクロースのような夫と再婚。夫が要介護になってからは、「老々介護」「障々介護」の日々を送る。2021年夫と死別。現在、人間界を卒業すべく修行中。1995年『ハイミス達の夜』(近代文芸社)を自費出版。

上記内容は本書刊行時のものです。