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物象化論と資本パワー = Reification & capital power : 原発危機・経済危機を超える本質思考
発行:文化科学高等研究院出版局
縦210mm
464ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2012年1月
- 登録日
- 2016年3月3日
- 最終更新日
- 2016年3月3日
紹介
商品の魅惑と横暴さによって見えなくされている"資本"、それは「利子生み資本」とは異なる「つつましやかな資本」の可能条件である。「利潤」を生む資本と「剰余価値」を生む資本とを区分し、原発危機・経済危機を産みだしている悪しき「ふとどきな資本」に分水嶺を設定し、物象化の構造化された諸構造を超えていく自己技術と資本パワーを示す、画期的な書。場所資本、環境資本、文化資本の理論場を切削する。
目次
0章 物象化の現在-物象化の問題構成
1章 廣松渉の物象化論-物象化の本質構造
2章 商品の物象化
3章 制度の物象化-制度化・サービスの物象化:制象化
4章 社会の物象化-規範・規則の物象化:社象化
5章 現実の物象化-「もの」の場所における心性/幻想の物象化構造
6章 物象化に対する通道-自己技術と資本の場所
結章 資本の転化-資本パワーと資本者
上記内容は本書刊行時のものです。