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認知症グレーゾーンの歯科診療と地域連携Q&A 黒澤 俊夫(著/文) - 日本歯科新聞社
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認知症グレーゾーンの歯科診療と地域連携Q&A (ニンチショウグレーゾーンノシカシンリョウトチイキレンケイキューアンドエー)

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A5判
厚さ8mm
144ページ
定価 6,000円+税
ISBN
978-4-931550-73-5   COPY
ISBN 13
9784931550735   COPY
ISBN 10h
4-931550-73-8   COPY
ISBN 10
4931550738   COPY
出版者記号
931550   COPY
Cコード
C3047  
3:専門 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年5月
書店発売日
登録日
2023年4月27日
最終更新日
2023年4月27日
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紹介

 軽度認知障害(MCI)を「認知症グレーゾーン」と位置づけ、歯科受診での留意点、医科歯科連携による進行抑止の可能性を探る本です。
 国内外の研究成果を反映しつつ、長年、地域連携で高齢者歯科診療に携わってきた著者ならではのノウハウも余すところなく開陳。簡潔にQ&A形式でまとめられた解説により、現場の「?」にすぐに答えてくれます。

目次

1. そうなんだ! 認知症の実際
 Q.01 初期の段階なら正常な状態に戻れる?
 Q.02 認知症の種類には、どのようなものがある?
 Q.03 注意が必要なのは、どれくらいの年齢から?
 Q.04 進行抑止のため、日常的な歯科医療でできることは?
 Q.05 発症を予測する方法は?0
 Q.06 アルツハイマー型認知症で女性が多いのはなぜ
 Q.07 エストロゲンの減少と口腔内症状に関係は?
 Q.08 歯周病、糖尿病、認知症に相関はある?
 Q.09 口腔ケアは、アルツハイマー型認知症の発症、進行を抑制?
 Q.10 根面う蝕の多発は、ストレス、糖尿病、認知機能低下と関係ある?
 Q.11 睡眠障害、認知症、口腔症状に相関はある?
 Q.12 閉塞性睡眠時無呼吸症候群への口腔内装置による介入で、認知症リスクの軽減が期待できる?
 Q.13 認知症の有無と、歯数や咬合に関連は?
 Q.14 義歯装着すると、認知機能の低下を食い止められる?
 Q.15 認知症から誤嚥性肺炎となったらターミナル?
 Q.16 高齢者施設、介護事業者が歯科に期待するのは?

2. 診療の同意と配慮
 Q.24 外来で、認知症を見つけやすい場面は?
 Q.25 認知機能の低下が見られたら、どう対応?
   〔★患者さんの対応で困ったときは?(歯科衛生士/工藤純夫)〕
 Q.26 認知症の疑いのある患者さんの、有効なスクリーニング法は?
 Q.27 認知症の疑いのある患者さんが治療中断。どうフォロー?
 Q.28 すでに認知症の人の生活自立度をどのように把握する?

3. 認知機能低下のチェック法
 Q.24 外来で、認知症を見つけやすい場面は?
 Q.25 認知機能の低下が見られたら、どう対応?
   〔★患者さんの対応で困ったときは?(歯科衛生士/工藤純夫・認知症サポート医)〕
 Q.26 認知症の疑いのある患者さんの、有効なスクリーニング法は?
 Q.27 認知症の疑いのある患者さんが治療中断。どうフォロー?
 Q.28 すでに認知症の人の生活自立度をどのように把握する?

4. 気づきと伝達(本人、家族、医師 他)
 Q.29 認知症の疑いを、患者さん・家族にどう伝える?
    〔★患者さんにどう専門医への受診を促す?(工藤純夫)〕
 Q.30 認知症が疑われた際の、医師への診療情報提供書(紹介状)の書き方は?
 Q.31 地域の包括支援センターに紹介するタイミングは?
 Q.32 地域連携を上手く働かせるには、どんな技量が必要?
 Q.33 高齢者施設や介護事業者との連携で、誤嚥、誤飲の予防に取り組むには、どこに注意すべき?

著者プロフィール

黒澤 俊夫  (クロサワ トシオ)  (著/文

黒澤歯科医院(茨城県日立市)院長

〔略歴〕
 1975年 日本歯科大学歯学部卒業
 1983年 黒澤歯科医院開業
 1985年 歯学博士
 1987年 日立歯科医師会理事
 2011年 日立歯科医師会副会長
 2015年 茨城県歯科医師会副会長
 2017年 日本歯科医師会代議員
  元ドライマウス研究会 世話人、日立三師会合同研究会 世話人。現在は、有料老人ホーム・らいふアシスト泉ヶ森 協力歯科医

〔執筆〕
 『ドライマウスの臨床』(共著、医歯薬出版)、2007年
 『月刊アポロニア21(日本歯科新聞社)』にて連載
  「歯科老化 ―生活している患者さんをトータルに考えよう」1998年~
  「写真は語る ―遺伝・環境と歯科疾患」2001年~
  「カルテが語り掛けてくる ―高齢者の生理と病理」2007年~

〔所属学会〕
 日本老年歯科医学会、日本睡眠歯科学会、日本認知症予防学会、ドライマウス研究会

工藤 純夫  (クドウ スミオ)  (監修

医療法人 日立さくらクリニック(茨城県日立市)院長

〔略歴〕
 1981年 聖マリアンナ医科大学卒業
 1985年 順天堂大学脳神経外科医局員
 1986年 日立製作所 日立総合病院 脳神経外科医長
 1994年 日立さくらクリニック開業
 1996年 「もの忘れ外来」・「楽遊会」開設
 2007年 日立市医師会「日立市認知症ネットワーク」作りに関わる
 2015年 認知症サポート医・日立市認知症初期集中支援チーム員
 日本脳神経外科学会 専門医、日本認知症学会 専門医、指導医、医学博士

〔所属学会〕
 日本脳神経外科学会、日本認知症学会

上記内容は本書刊行時のものです。