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初代 伊藤忠兵衛 伊藤忠商事・丸紅の創業者 宇佐美 英機(監修) - どりむ社
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初代 伊藤忠兵衛 伊藤忠商事・丸紅の創業者 (ショダイ イトウチュウベエ イトウチュウショウジマルベニノソウギョウシャ)

歴史・地理
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発行:どりむ社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ15mm
重さ 308g
184ページ
定価 1,300円+税
ISBN
978-4-925155-91-5   COPY
ISBN 13
9784925155915   COPY
ISBN 10h
4-925155-91-1   COPY
ISBN 10
4925155911   COPY
出版者記号
925155   COPY
Cコード
C0023  
0:一般 0:単行本 23:伝記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年3月10日
書店発売日
登録日
2023年2月16日
最終更新日
2023年3月1日
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紹介

初代 伊藤忠兵衛 1842(天保13)~1903(明治36)年
1853年・黒船来航の年に、近隣の村々への地商いを始め、1858年・日米修好通商条約締結の年に、持ち下り商いをはじめた伊藤忠兵衛。持ち下り先の馬関(下関)で、第二次長州征討(1866年)に遭遇し、廃藩置県(1871年)で持ち下り商いが振るわなくなり大阪に店を構えて……と、幕末、維新の日本の変革、飛躍とともに事業を大きく伸展させていきました。世の中の流れを読み、機敏に思い切りよく対応することでぐんぐんと成長を遂げゆく痛快さもさることながら、今なお新しい彼の「商売観」にも注目です。

幕末・維新の痛快マンガ人物伝!日本の変革期、事業を大きく伸展させた初代伊藤忠兵衛の生涯を、マンガでわかりやすく紹介。
未来社会をも照らす初代忠兵衛の商売観に学ぼう。
近江商人の「三方よし」の教えは、初代忠兵衛の商売観である「商売とは菩薩の業、商売道の尊さは、売り買い何れをも益し、
世の不足をうずめ、御仏の心にかなうもの」が起源と言われています。
生涯、高い意識をもって商いに打ち込んだ初代忠兵衛。
彼のそうした商売観は、SDGs、ESGなど「世間の利益」を使命とする私たちに、未来を指し示してくれるものでもあります。

目次

本編   1
[コラム もっと知りたい! 伊藤忠兵衛]
独立自尊の人 80 
忠兵衛絶好調!/本家立て直しのため得意場を兄に譲渡/忠兵衛、運命の決断/兄弟の取り決め
優秀な人材が育つ理由① 116 
人事部長は郷里の妻/「店法」で店の掟を明確に示す/立身出世を目指した明治の若者たち
優秀な人材が育つ理由② 124 
会議制度/利益三分主義
子育て編 132
新しい取り組み(その他) 170 
洋式簿記の採用と学卒者の採用/運送保険の利用/機関紙『実業』の発行
[巻末資料]
初代伊藤忠兵衛の事業
◆直営の事業 171
◆関係した事業 172
年表 173
[寄稿]
『マンガ 初代伊藤忠兵衛』発刊に寄せて
伊藤忠商事 株式会社 代表取締役 副社長執行役員 CAO 小林文彦 178
160年の時を超えて受け継がれる精神
丸紅 株式会社 代表取締役 常務執行役員 古谷 孝之 180
[あとがき]
創業家 四代目
公益財団法人 豊郷済美会 代表理事
伊藤忠兵衛記念館 館長
伊藤 勲 182

著者プロフィール

宇佐美 英機  (ウサミ ヒデキ)  (監修

1951年、福井県生まれ。滋賀大学名誉教授。滋賀大学経済学部附属史料館元館長。近江商人の経営・社会活動等を研究。主な著書は、『近江商人と出世払い』(吉川弘文館)、『初代伊藤忠兵衛を追慕する』『近世京都の金銀出入と社会慣習』(共に清文堂出版)、『近世風俗志(守貞謾稿)』(校訂、岩波文庫)等。

かわの いちろう  (カワノ イチロウ)  (イラスト

1971年、大分県生まれ。漫画家。時代劇作品を中心に活躍中。主な作品は、『信長戦記』、『後藤又兵衛 黒田官兵衛に最も愛された男』、『舞将真田幸村 忍び之章』(すべてリイド社)、『戦国人物伝 本多忠勝』、『戦国人物伝 上杉謙信』、『幕末・維新人物伝 小松帯刀』(すべてポプラ社「コミック版 日本の歴史シリーズ」)等。

上記内容は本書刊行時のものです。