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「風の谷のナウシカ」と「モモ」から学ぶ
たいせつなことは何か
- 書店発売日
- 2022年9月21日
- 登録日
- 2022年7月28日
- 最終更新日
- 2022年8月23日
紹介
エンデの「モモ」と宮崎駿の壮大な漫画「風の谷のナウシカ」から、現代世界の問題を解き明かし、混迷の「いま」を「生きる」ために、大切なことを探しあてる、明晰な書。
モモもナウシカも、困難な現実がおそいかかる中で、状況に振り回されず、1対1の対(つい)的な関係を何より大切に、現実を乗り切ります。
産業社会とはいかなる世界か。さかさま小路 / どこにもない家 / 時間の花の国
環境破壊された腐海は、いかなる世界か。大海嘨 / 青い地 / 墓所
コロナ禍、そしてウクライナ戦争から危機におちいった「今」の世界秩序を乗り切っていくために、ふたりの少女のあり方から、「生きねば !!」のたいせつなことを学ぶ。
流行をこえて、今こそ読まれるべき2つの名著を、世界最先端で考える哲学者が、簡明に解き明かします。
目次
まえがきーー「星の王子さま」から
❶『モモ』から学ぶ、たいせつなこと
Ⅰ モモとベッポとジジーーたいせつな存在とコンビビアルな関係と場所
ベッポとジジ 真のともだち/「対的なもの」のたいせつさ/モモのこと①産業社会に記録されない、聞き上手の女の子
Ⅱ 時間をうばう灰色の男たちーーひっくり返った世界
子どもたちと「子どもの家」と親たち
Ⅲ 時間の花の国とマイスター・ホラ、そしてカシオペイアーー本質的なもの
カシオペイア、モモを「どこにもない家へみちびく」/時間の花の国で
Ⅳ 還ってきたモモはひとりぼっちにーーさらにすすんでいた産業社会
モモとは、その② /カシオペイアが脇にいる/「さかさま小路」の意味/灰色の男たちの狼狽ぶりーー独裁世界の終末
現代社会=産業社会のひっくりかえり
見ているのに、見ていない・認めない
ディズニー世界に注意を/「裸の王様」ではなく「皇帝の新しい着物」
コラム 死と霊性と生きること
❷「生きる」ナウシカから学ぶ 対(つい)関係のやさしさ
「モモ」から「ナウシカ」へ/ナウシカとクシャナ
出会いと場所 第1章 風の谷
青き衣をまとう者 第2章 酸の湖
カイの死 第3章 土鬼戦役
お行き 心のおもむくままに いとしい風よ 第4章 破局へ
王蟲とともに死していくナウシカ?! 第5章 大海嘯
清浄の世界へ行き、もどってくる 第6章 青き地
ナウシカと巨神兵による最後の戦い 第7章 墓所
❸ 知をつくし情をつくしてたいせつなことをーー現在世界としての「風の谷のナウシカ」と真実を見ること
生存と世界観
1 技術と身体 生命と技術/2 独裁国家と民衆/3 腐海と大海嘯、そして真実とは・・・
終章 王蟲、カイ、テトが亡くなった悲しみをこえて生きる対の力
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。
