版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
東洋/西洋を越境する 金森修科学論翻訳集 金森修(著/文) - 読書人
..

東洋/西洋を越境する 金森修科学論翻訳集

発行:読書人
四六判
縦188mm 横127mm 厚さ25mm
重さ 350g
272ページ
定価 3,800円+税
ISBN
9784924671416
Cコード
C0010
一般 単行本 哲学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年10月10日
書店発売日
登録日
2019年8月8日
最終更新日
2019年9月10日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

日本における1990年代以降の科学史・科学論研究をリードしつつも、2016年に61歳で早世した、金森修がフランス語で発表した論文の邦訳集。

収録した8篇は、すべてフランスの書籍・学術誌に掲載されたものであり、本邦初公開といってよい。

巻末には、全業績一覧(単著16、共著2、編著7、共編著4、分担執筆43、論文95、翻訳16、エッセイ等207、学会発表・講演154、書評251)を収め、仕事の全体が一望できる。本書の企画と出版は、編者3人が金森修から遺言で託されたものである。

**推薦文**
芳賀 徹(東京大学名誉教授、比較文学)
「越境のスリル、そして輝きーー
 大学教師となってからの彼の科学史・科学哲学の論文は、科学と哲学と文学の間を越境し、東西の文明の間を自在に往復しはじめた。…この鮮やかな展開を私は大いに喜んだ。そしていま、その早すぎた死をあらためて心から惜しまずにはいられない。(「推薦の辞」より抜粋)」

伊東俊太郎(東京大学名誉教授、科学史・科学哲学)
「夭折の英才が遺した力技の成果ーー
 若くしてフランスに留学し、かの地の科学思想を研究し、それを我が国に本格的に紹介し発展させた夭折の英才は、また日本の思想にも鋭い考察の眼を向けていた。東西にまたがる注目すべき学究の力技の成果を、広く世に推したい。」

目次

第一章 宮沢賢治――ある詩人の物質的読解 【翻訳:隠岐さや香】
第二章 ガストン・バシュラールにおける実験装置の科学認識論 【翻訳:近藤和敬】
第三章 一瞬の形態を固定する(ベルクソン論) 【翻訳:山口裕之】
第四章 ある「改革派」農民の肖像――二宮尊徳をめぐって 【翻訳:東慎一郎】
第五章 日本の「社会ダーウィニズム」の思想家(加藤弘之論)【翻訳:田中祐理子】
第六章 丘浅次郎  一八六八‐一九四四年 【翻訳:田中祐理子】
第七章 下村寅太郎とその機械観 【翻訳:香川知晶】
第八章 リスクと不安 【翻訳:田口卓臣】

著者プロフィール

金森修  (カナモリオサム)  (著/文

一九五四年北海道生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。Ph.D(哲学)。元・東京大学大学院教育学研究科教授。専攻は、フランス哲学、科学思想史、生命倫理学。九五年『フランス科学認識論の系譜』により渋沢・クローデル賞、二〇〇〇年『サイエンス・ウォーズ』によりサントリー学芸賞、従来の業績に対して山崎賞、一一年『〈生政治〉の哲学』により日本医学哲学・倫理学会賞。

小松美彦  (コマツヨシヒコ)  (編集

一九五五年、東京都生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専攻は、科学史・科学論、生命倫理学。主な著書に『死は共鳴する──脳死・臓器移植の深みへ』(勁草書房)、『生権力の歴史──脳死・尊厳死・人間の尊厳をめぐって』(青土社)など。

坂野徹  (サカノトオル)  (編集

一九六一年、東京都生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。現在、日本大学経済学部教授。専攻は、科学史・フィールドワーク史。主な著書に『〈島〉の科学者』『帝国日本と人類学者』(いずれも勁草書房)、『フィールドワークの戦後史』(吉川弘文館)など。

隠岐さや香  (オキサヤカ)  (編集

一九七五年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。現在、名古屋大学大学院経済学研究科教授。専攻は、科学技術史・社会思想史。主な著書に『文系と理系はなぜ分かれたのか』(星海社新書)、『科学アカデミーと「有用な科学」』(名古屋大学出版会)など。

上記内容は本書刊行時のものです。