...
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
<みやび>異説 : 『源氏物語』という文化
発行:森話社
縦200mm
258ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2002年11月
- 登録日
- 2016年10月15日
- 最終更新日
- 2016年10月15日
紹介
千年ものあいだ日本の文学や文化に大きな影響をあたえつづけた『源氏物語』とは何か…その享受と再生の様相に各時代の文化の反照をさぐり典雅なイメージを逸脱するこの物語の逆説と王朝的"みやび"の命脈を検証して日本文化の核心に迫る。
目次
1 『源氏物語』のパラドクス-光源氏と"みやび"幻想 座談会(小嶋菜温子
小林正明
土方洋一
吉井美弥子)
2 転倒した『狭衣物語』-鎌倉物語『苔の衣』と"始源"なるものへの指向
3 源氏能とは何か-謡曲「半蔀」のドラマトゥルギー
4 江戸の源氏絵-初期絵入本から浮世絵へ
5 「物のあはれ」と勧善懲悪-宣長の『源氏物語』作中人物論
6 わだつみの『源氏物語』-戦時下の受難
7 「夢の浮橋」架橋考-谷崎から『源氏物語』へ
上記内容は本書刊行時のものです。