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王朝の性と身体 : 逸脱する物語
発行:森話社
縦200mm
250ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2002年9月
- 登録日
- 2016年10月15日
- 最終更新日
- 2016年10月15日
紹介
規範や禁圧との相剋のなかで物語において「性」や「身体」はいかに描かれてきたのか。ジェンダー、セクシュアリティ、身体をめぐって論じられた先駆的王朝文学論。
目次
逸脱する物語とエロス-序をかえて
1 『枕草子』・「性差」を越えて-清少納言と中宮定子
2 光源氏の身体と性-王朝物語史から
3 物語の「声」と「身体」-薫と宇治の女たち
4 逆光の光源氏-父なるものの挫折
5 『源氏物語』のジェンダー-権力とテクスト 座談会
6 男が男を「愛」する瞬間-「女の物語」としての『平家物語』は存在するか?
7 男色家・藤原頼長の自己破綻-『台記』の院政期
上記内容は本書刊行時のものです。