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『青鞜』という場 : 文学・ジェンダー・<新しい女>
発行:森話社
縦200mm
251ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2002年4月
- 登録日
- 2019年5月10日
- 最終更新日
- 2019年5月10日
紹介
「女」が書くとは。『青鞜』に集まった女性たちはそれぞれ異なった立場と書き手としての欲望をもっていた。『青鞜』の文化的配置と不定形性・逸脱性・不整合性を孕んだ複雑な性格を考察し近代における「文学」とジェンダーとの関係を考える。
目次
1 「女」が書くこと(文におけるジェンダー闘争-『青鞜』創刊号の三つのテクスト分析を中心に
"語りにくさ"と読まれること-杉本正生の「小説」)
2 "新しい女"再考("新しい女"に見る表象=代表の政治学-近代劇をめぐる書く女と演じる女の
詩と絵画に見る『青鞜』の女性像-「青」のメタファー
民族と女性、ゆらぐ"新しい女"-植民地朝鮮における雑誌『新女子』を中心に)
3 『青鞜』の位置(差異化と連帯感-『青鞜』が見せた新しい関係性
"女教師"という想像力-『青鞜』を醸成する"ローカル・インテリ")
上記内容は本書刊行時のものです。