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「アリの足音」が聴こえますか 「いのち」が聴こえる学校をめざして 道前 弘志(著) - きんもくせい書房
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「アリの足音」が聴こえますか 「いのち」が聴こえる学校をめざして (アリノアシオトガキコエマスカ イノチガキコエルガッコウヲメザシテ)

教育
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四六判
176ページ
並製
価格 1,300 円+税   1,430 円(税込)
ISBN
978-4-911418-00-0   COPY
ISBN 13
9784911418000   COPY
ISBN 10h
4-911418-00-1   COPY
ISBN 10
4911418001   COPY
出版者記号
911418   COPY
Cコード
C0037  
0:一般 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年12月1日
書店発売日
登録日
2024年11月20日
最終更新日
2025年9月19日
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紹介

子どもの声は「いのち」そのものです。
全存在をかけた唯一無二の「いのち」を、
いつまでも「アリの足音」のままにしておくことはできません。


不登校児童生徒が過去最多を更新し続け、もはや子どもたちにとって学校は安心できる場所とは言い切れません。
そんな現状を変えるために必要なのが、どんなに小さくともたしかにそこにある声なき声、「アリの足音」を聴くことです。

公立小中学校の教頭・校長を歴任し、現在は教育支援センターで子どもたちと向き合う著者が、自身のこれまでの経験やいまの学校のシステムから、「アリの足音」がどうすれば聴こえるようになるのかを考えます。

子どもたちの「いのち」を聴くために奮闘する先生たちに寄り添う教育エッセイです。

目次

はじめに


第1部 「アリにだって足音はある」

2%のゆとり
オンリーワンについて考える
ど真ん中のストレートを決めるために
異なる学問をつなぐ臨床教育学の可能性――すべては子どものために――
「へーっ」とか「すごいね!」とか
「アリにだって足音はある」
元「ふてくされっ子」
細かい校則を望んだのは学校だけだったか
ICT、AIと教師の正念場
「わたしは、あの人だったかもしれない」
子どもは印刷機とともにやってきた
教師はいつも「丸腰」――最後は祈ることしかできない――
学級というジレンマ
「進路指導」から「進路相談」へ
「善意ある正論」の危うさ
「補欠」と「控え」
「100万人に2人」の幸運
15歳の選択
教室の窓からゴジラが飛ぶのが見える
「遊び」から見える個性
人間の定義
当たり前を褒める
教師がすべきたった一つのこと
先生の「アリの足音」について
生きる意味


第2部 「アリの足音」を聴くために

1 不登校の現状

2 なぜ、不登校は増えているのか
 1.「無気力・不安」が最大の理由?
 2.当事者に聴く難しさ
 3.「先生のこと」というきっかけ
 4.不登校予備群(不登校傾向)という存在
 5.「社会的絆(ソーシャルボンド)」の弱まり
 6.ソーシャルボンドが弱まった社会的背景

3 教師の視点に必要なこと
  現実は多元的であることを理解する

4 不登校現象にどう寄り添うか
 1.不登校現象解消への二つの方向性
 2.制度(システム)の問題として――新たな不登校を生み出さないために――
  そもそも「学級」の法的根拠はどこにあるのか/ 学級の「根拠」は、130年以上前? / 学級は本当に今のままでいい?
 3.学級を「太い実線」から「破線」へ――学校に子どもの居場所を増やす――
 4.破線化の具体的な方策
  1年に数回のクラス替え/ 複数学級担任制の導入
 5.その他の課題への対応策
  「不登校ゼロの奇跡」/ 学力の保障――自由進度学習と「わかる」喜び――/ 総合的な学習の時間の拡充

5 学校の日常に求められる「哲学」
  「我―汝」の関係へ/ 「行きたい」は「生きたい」に通じる


おわりに

著者プロフィール

道前 弘志  (ミチマエ ヒロシ)  (

道前 弘志 ( みちまえ・ひろし)
1962 年兵庫県生まれ。都留文科大学文学部国文学科卒。大学時代はソフトボール部(第20 期)に所属し、そこで一生の友といえる多くの仲間を得る。その後、公立中学校(兵庫県たつの市)教諭、教職大学院(兵庫教育大学)を経て、兵庫県教育委員会指導主事(県立山の学校、県立教育研修所)、たつの市教育委員会学校教育課長、公立小中学校教頭・校長を歴任(管理職歴10 年)。
現在、太子町(兵庫県)教育委員会教育支援センター(2024 年4 月名称変更)支援員。日本臨床教育学会並びに武庫川臨床教育学会会員。
研究論文に「中学生の『現実感』に関する研究」(1996 年度 兵庫教育大学修士論文)、「『読解力』をはぐくむ国語科指導に関する研究」(2009 年度 県立教育研修所研究紀要第120 集)、著書に「寄り添う」をテーマとした『リンゴがリンゴであるために』(2024 年 幻冬舎)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。