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わたしの農継ぎ
四六変形判
縦186mm
横130mm
厚さ18mm
240ページ
並製
価格
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2024年9月17日
- 登録日
- 2024年8月2日
- 最終更新日
- 2024年9月12日
書評掲載情報
2024-11-30 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 湯澤規子(法政大学教授) |
2024-10-12 |
朝日新聞
朝刊 評者: 藤田結子(東京大学准教授・社会学) |
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紹介
*** 9/12(木)リアル書店先行発売! ***
稼ぐためではなく、風景や知恵や種を、受け継ぐために。
地元(愛媛)では農、東京では作家。
チームで畑をして、ときにバンド活動も。
模索した、新しい農のかたち。
農業にかぎらず、あらゆる分野で継承の問題に奮闘する方たちへ贈る一冊。
――本文より――
その人の人生の一部に土があるということ。それは農業うんぬんの前に、生きることや生命のルーツを知ることにもなると思う。自分の食べるものを自分で採取するという行為は、あまりにも現代人の生活に欠けていて、それなのにあまりにも生物の根本だった。
畑は、本当は世界で一番豊かな作業場だ。忘れがちだけど、宇宙にいつも触れることができるのだから。さまざまに五感を刺激され、それを音楽とか詩に昇華し、畑帰りに曲を作り歌う日もある。
私たちのように職は別に持ち、自給自足+αを目指して活動する農家が、もっといてもいいはずだ。そして、やれなくないよ、とここに記したい。
目次
2022.01~03 冬 木と人の世代交代
2022.03~05 春 動物たちとどう生きるか
2022.06~08 夏 真剣な遊びとしての畑
2022.09~11 秋 お百姓は忙しすぎる
2022.12~2023.02 冬 黒糖作りを継ぐ
2023.03~05 春 農業は半分が土木
2023.07~08 夏 チームでする農業
2023.09~11 秋 わたしの農継ぎ
2023.12~2024.02 冬 石積みを継ぐ
上記内容は本書刊行時のものです。