書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
聴いて体に入れる!枯葉で学ぶジャズアドリブ練習BOOK
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年12月12日
- 書店発売日
- 2022年12月12日
- 登録日
- 2023年1月12日
- 最終更新日
- 2023年6月17日
紹介
『枯葉(Autumn Leaves)』は、これからジャズを学ぶ上でとても入りやすいスタンダード曲です。
なぜならば枯葉の冒頭8小節には、ジャズの定番コード進行でもあるメジャーキーとマイナーキーのII-V-I(ツーファイブワン)両方が出てくるからです。ここでスラスラとアドリブができるようになれば、様々なジャズ・スタンダードやポップスなどのアドリブに対応できるようになります。
本書の流れは3STEP!
【1.音を聴く】
【2.演奏してコードとメロディの響きを体に染み込ませる】
【3.書かれている音符をヒントに自分なりに応用する】
これらを行うことで難解なジャズの旋律が言葉を覚えるようにスラスラと入ってきます。
また、楽器別にinC(ボーカル、ピアノ、ギター、バイオリンなど)、inB♭(ソプラノ&テナーサクソフォン、トランペットなど)、inE♭(アルトサクソフォンなど)それぞれの3つのキーによる譜面を掲載。これからジャズを覚えたい人や引き出しを増やしたいプレイヤー、音楽講師、自身の鍛錬や教材としておすすめです。
著者は伝説のジャズ・サックス奏者土岐英史とトランぺッター市原ひかり。本書は「CDを繰り返し聴くだけ!12Keyにフル対応出来る究極ジャズアドリブ練習BOOK(土岐英史 著)」シリーズの集大成として制作開始されました。惜しくも制作途上に氏が逝去されたため、土岐英史の遺志により、市原ひかりが完成させた一冊!
CD数枚に収まりきらない膨大な練習音源をYouTube連動で掲載!
前書きなど
本書は、枯葉のはじめの 8 小節間のコードチェンジを使い、
メジャーII-V-I、マイナーII-V-I での音楽的かつビバップの要素を多く取り込んだ
アドリブソロを習得する事を目的としています。
付属音源を参考に、フレーズのアーティキュレーションや、
抑揚、音の切り方を身に付けることを大前提に作られています。
そのため、本書では伸ばしの音の音価をあえて表記していません。
まずは付属音源の演奏を聴き、1 拍を3 連符、8 分音符、16 分音符、さらには 32 分音符と細かく感じつつ、どんなタイミングで吹き始め、吹き終えているかをじっくり感じ取ってみて下さい。
譜面の見た目ではなく、体でビートを感じ、聴き、そして演奏してみましょう。
楽器を使わずに歌ってみるのも上達への早道になると考えています。
本書でのトレーニングは枯葉のはじめの8 小節を3 つのキーでの演奏することから始まりますが、オールキー(12 キー)での練習は色々な曲のアドリブをする上でとても役立ちます。
譜面ヅラで覚えず、コードとメロディの響きを体に染み込ませる事で、
より早く12キーに対応できる様になります。
その道のりの第一歩目として、今回は3つのキーを選びました。
上記内容は本書刊行時のものです。