版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
ホームレス夫婦、「塩の道」1014キロを歩く レイナー・ウィン(著) - いそっぷ社
..
詳細画像 0 詳細画像 1 詳細画像 2 詳細画像 3 詳細画像 4
【利用不可】

書店員向け情報 HELP

ホームレス夫婦、「塩の道」1014キロを歩く (ホームレスフウフシオノミチセンジュウヨンキロヲアルク)

文芸
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:いそっぷ社
四六変型判
縦188mm 横131mm 厚さ20mm
360ページ
定価 1,800 円+税   1,980 円(税込)
ISBN
978-4-910962-11-5   COPY
ISBN 13
9784910962115   COPY
ISBN 10h
4-910962-11-5   COPY
ISBN 10
4910962115   COPY
出版者記号
910962   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年10月10日
書店発売日
登録日
2025年7月15日
最終更新日
2025年8月31日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

家なし、職なし、夫は不治の病。人生崖っぷちに追いこまれた夫婦は思い切った決断をする。イギリス南西部のマインヘッドから世界遺産のプールに至る海岸沿いの道、「サウス・ウェスト・コースト・パス」を歩こう。全長約1000キロの「塩の道」への挑戦が始まった。

生きるのに必要な最小限の持ち物をリュックサックに詰め、二人はいにしえの面影を残す道を歩きだす。二人を迎えるのは崖と海と空ばかりの風景。だがさまざまな人と出会い、さまざまな試練を乗り越えることで、次第に喪失の悲しみと折り合いをつけ、前途に希望を感じさせる旅になっていく。

レイナー・ウィンが旅の記念にと出版した本書(原題『The Salt Path』)は無名の作家のデビュー作にもかかわらず、「人間の強さについての美しく叙情的な物語」(ガーディアン紙)、「驚くべき救済の旅」(フィナンシャル・タイムズ紙)など各紙で高く評価され、「サンデー・タイムズ」紙のベストセラー・リストに載りつづけるなどイギリス国内で100万部、世界では180万部の売上を記録している。単なる旅行記にとどまらない、〈人生の気づき〉を与える一冊。

目次

プロローグ 13

第1章 絶望という筏に乗って 17

1 人生の塵 18
2 親友の裏切り 22
3 一〇一四キロへの挑戦 37
4 ホームレスになって 50

第2章 サウス・ウェスト・コースト・パス 55

5 不思議な予言 56
6 深刻化するモスの病状 87
7 「上のやつらとおれたち庶民」 115
8 荒涼とした分岐点 124

第3章 長い道のり 135

9 冒険家とホームレスの違い 136
10 のぼり、くだり、緑、青 153
11 一線を越える 161
12 「おたくら、波みたいだな」 173
13 自由に、自分らしく生きる 184
14 セントアイヴズの肉入りパイ 198

第4章 薄塩味のブラックベリー 211

15 旅が始まり、終わるところ 212
16 陸の端(ランズエンド)から別の国に 233
17 世間にもどる、という選択肢 252

第5章 道(パス)から離れて 273

18 屋根のある生活 274

第6章 ふたたび前に 291

19 恐竜が歩いた道 292
20 「痕跡を残さない」熟練の技 319
21 ついに終着点へ 338

 訳者あとがき 358 

著者プロフィール

レイナー・ウィン  (レイナーウィン)  (

夫が出資した親友の会社が倒産し、自宅を失う羽目になったが、1冊の本をきっかけに全長1014 キロ「塩の道」踏破の旅に挑戦する。無事やり遂げた記念にと出版した本書(原題『The Salt Path』)で作家デビュー。サンデー・タイムズ紙などで高い評価を受け、イギリス国内で100万部、世界では180万部を売り上げる異例のベストセラーに。ふたりは以後も各地のロングトレイルに挑戦、夫のモスとコーンウォールに在住。

金原瑞人  (カナハラミズヒト)  (

1954年岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。児童書やヤングアダルトむけの作品のほか、一般書やノンフィクションなど、多彩な翻訳書を手がけている。訳書に『豚の死なない日』『青空のむこう』『国のない男』『不思議を売る男』『バーティミアス』『ソロー『森の生活』を漫画で読む』など。エッセイに『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』『翻訳のさじかげん』など。

笹山裕子  (ササヤマユウコ)  (

上智大学外国語学部英語学科卒業。銀行員、新聞記事の日英翻訳者を経て出版翻訳者になる。主な訳書に『S.E.A.シンジ・タカハシとコアトルの刻印』(Gakken)『ブレイクスルー ノーベル賞科学者カタリン・カリコ自伝』(河出書房新社)、『世界でいちばん働きがいのある会社』(日経BP)など。

上記内容は本書刊行時のものです。