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これからの地方創生・関係人口 岩本 泰(編著者) - 人言洞
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これからの地方創生・関係人口 (コレカラノ チホウソウセイ・カンケイジンコウ) 関係人口から持続可能な地域の創り手へ (カンケイジンコウ カラ ジゾクカノウ ナ チイキ ノ ツクリテ ヘ)

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発行:人言洞
A4判
縦210mm 横148mm 厚さ11mm
重さ 235g
160ページ
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-910917-13-9   COPY
ISBN 13
9784910917139   COPY
ISBN 10h
4-910917-13-6   COPY
ISBN 10
4910917136   COPY
出版者記号
910917   COPY
Cコード
C3037  
3:専門 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年3月1日
書店発売日
登録日
2023年12月17日
最終更新日
2024年2月26日
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紹介

本書は,人と人とのつながりに着目し,地方創生における関係人口の意義や関係案内人の役割に焦点を絞り,その具体的な取り組みを考え,シティプロモーション実践や地域においてシビックプライドをどのように獲得しているのか,持続可能な観光や交流人口・関係人口の創出とまちづくりの関係性について,大学研究者・企業人・活動実践家・自治体関係者など多彩な執筆陣により、その理論【考えるヒント】と具体的な取り組み【つながるヒント】について考える示唆を提示しています。

目次

 序 章 地方創生と関係人口
【考えるヒント】
 第1章 誰一人取り残さない持続可能な地域を拓く「対話」
 第2章 食と地域づくり
 第3章 里山と地域づくり―神奈川県秦野市を事例にして―
 第4章 グローバリゼーションと地域づくり
 第5章 教育が生み出す関係人口と地域づくり
 第6章 移住者と地域づくり
【つながるヒント】
 第7章 環境保全でつながる
 第8章 繊維産業でつながる
 第9章 い草でつながる
 第10章 ヨガでつながる
 第11章 関係人口創出事業からSDGs 未来都市へ
 終 章 これからの地方創生・地域づくりの関係人口 

前書きなど

はじめに
 「都市の一極集中」「地方の過疎化」が言われて久しい。これらは,ずいぶん前から問題視されていたものの,どれだけの人が「自分事」として課題を共有していただろうか。さらに,これまでの問題が放置されてきた結果として,大・人口減少期に直面し,現実には,一部で「都市の局地集中」「地方の荒廃化」が顕在化するようになってきた。これは,都市部/都市部近郊にあってもモザイク的に,かつての「ニュータウン」といわれる団地,交通アクセスが他より不便な(バス移動を強いられる/バス本数が少ない)中山間地域で過疎化が進む一方,ブランド化された特定地域にタワーマンションなどが立ち並ぶ新しい開発都市に人が集中する,といういびつな都市構造を生み出している。すなわち,無秩序/無計画な都市計画の結果であり,都市であっても過疎化している地域が存在し,高齢化が進行してまちの新陳代謝が失われつつある地域がある。いっぽうで,子育て政策の充実や新しい産業振興,移住・定住政策により,地方で活力が生み出される地域も出てきている。
 一極集中/過疎化は,表裏一体であり,都市と地方という関係でまちづくりを考えるのはナンセンスである。また,まちづくりを支えるのは,結局のところ,「人」である。本書では,とくに人と人とのつながりに着目し,地方創生における関係人口の意義や関係案内人の役割に焦点化,その具体的取り組みを考え,シティプロモーション実践や地域においてシビックプライドをどのように獲得しているのか,持続可能な観光や交流人口・関係人口の創出とまちづくりの関係性について,理論と具体的な取り組みについて考える示唆を示す。とりわけ,「誰一人取り残さない」地域に向けて,市民が幸せを感じることができる地域とは? 人が集まるまち,魅力ある地域はどんな取り組みをしているのか? 地場産業の持続可能性と環境・経済・社会のつながりはどうあるべきか?,という問いに挑む。また,読者にとって本書での知見を応用・活用し,実際の持続可能な地域づくりについての企画構想・発送力獲得となることをめざす。
 さらに今後に向けて,持続可能な観光と伝統産業,環境保全,人権(デューデリジェンス)・雇用創出の持続可能性,倫理(ethics)に配慮した地場産品の創出へのアイデアを考える。なお,これらは今後,新しい横断的学術分野の開拓を目指すとともに,地域づくりに意欲あるすべての人に読んで議論していただけるような学術・一般書である,という特徴をもつ。さらに,地域政策立案者であれば,政策立案時に押さえておくべきポイントがわかるガイドブックとしても有効であるうえに,地方創生に多様な論点も提示することを意図している。「誰一人取り残さない」地方創生は,地域で人がつながる,輪が広がり,誰にとっても幸せを享受することができる,という問題提起を社会に訴えたい。
 すくなくとも,人と人の「持続可能なつながり」には,どのようなことでつながるのか,つながり続けたいと感じる地域での幸せとはどうあるべきか,創生の本質があると考える。うちの地域はいいところですよ,といいことばかりPRして,実際に移住したら,移住者と地域住民の人との軋轢,排他性,新規性や創造性をぶち壊す,そのようなコミュニティに幻滅し,地域の評判を落とし,いつまでたっても過疎化から抜け出せない,そんな事例もすでに報告されている。すなわち,地方創生における楽しい・幸せなまちづくりがめざすべきビジョンである。本書では,さまざまな方面でのユニークな研究者・実践者からの考え方を紹介している。本書を通して,どこで,だれと,何でつながり,どのような楽しさ,幸せをつかむか,自分の生き方を考える一助になれればうれしい限りである。そうした人が集まるコミュニティが,結果として地方創生につながるのである。   編者:岩本 泰

 ※本書は,日本学術振興会(JSPS)科学研究費助成事業 基盤研究(C)(20K12412)の研究成果を公表するものである。

版元から一言

本書は、持続可能な地域社会の創生を目指して活動する人々のつながりを、「地方創生」「関係人口」をキーワードとして、その理論を【考えるヒント】、具体化する実践を【つながるヒント】として2部構成で展開しています。「地方創生」にかかわりそれぞれ異なる多様な立場にある「関係案内人」の活動や連携を支え協働する研究者・民間企業・活動実践家・自治体関係者などがそれぞれの知見や経験知から論考を深めて、持続可能な地域の創り手を育成するための提言をしています。
地方創生を志し、持続可能な社会を希求する読者の皆さんにとって、自分の立ち位置を捉え直して新たな関係性を築き行動を起こすために役立つ必携書です‼

著者プロフィール

岩本 泰  (イワモト ユタカ)  (編著者

東海大学教養学部人間環境学科・同大学院人間環境学研究科 教授。
東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科修了。博士(教育学)。
著書に『知る・わかる・伝えるSDGs Ⅲ 生産と消費・気候変動・海の豊かさ・陸の豊かさ・平和と公正』学文社(編著),『SDGs時代の学びづくり―地域から世界とつながる開発教育』明石書店(編著),『総合的な学習/探究の時間―持続可能な未来の創造と探究』〈SDGsと学校教育〉学文社(編著),『DX時代の人づくりと学び』人言洞(共著)他。

二ノ宮リム さち  (ニノミヤリム サチ)  (著者

東海大学スチューデントアチーブメントセンター・同大学院人間環境学研究科 教授。
同環境サステナビリティ研究所 所員。国際基督教大学・東北大学大学院等 非常勤講師。東京農工大学大学院連合農学研究科修了。博士(農学)。1990年代後半より,国内外のNPO,行政機関,地域など様々な場で持続可能な開発のための教育(ESD)・環境教育を推進。
著書に『社会教育・生涯学習入門―誰ひとり置き去りにしない未来へ』人言洞(編著),『知る・わかる・伝えるSDGsⅡ エネルギー・しごと・産業と技術・平等・まちづくり』学文社(編著)他。

室田 憲一  (ムロタ ケンイチ)  (著者

東海大学教養学部人間環境学科・同大学院人間環境学研究科 教授。
東京農業大学農学研究科農芸化学専攻修了。博士(農芸化学)。

藤吉 正明  (フジヨシ マサアキ)  (著者

東海大学教養学部人間環境学科・同大学院人間環境学研究科 教授。
広島大学大学院生物圏科学研究科修了。博士(学術)。専門は, 植物生態学, 植物民俗, 環境教育。

金 二城  (キム イスン)  (著者

青森大学社会学部 教授。
ソウル大学大学院で教育学博士取得(環境教育専攻)。
著書に『環境教育論』ハクジ社(共著),『環境とグリン成長』天才出版社(共著)他。研究テーマは持続可能な社会のために市民,教育,企業,地域の在り方など。

佐々木 豊志  (ササキ トヨシ)  (著者

青森大学総合経営学部 教授/観光文化研究センター長。
筑波大学体育専門学群野外運動学専攻(体育学士),宮城大学大学院事業構想学博士後期課程修了(事業構想学博士), 1996年にくりこま高原自然学校設立,2017年から現職。
著書に『環境社会の変化と自然学校の役割』みくに出版,『DX時代の人づくりと学び』人言洞(共著)他。

鈴木 修斗  (スズキ シュウト)  (著者

東海大学教養学部人間環境学科 特任助教。
筑波大学大学院生命環境科学研究科修了。博士(理学)。
主要論文に「軽井沢町およびその周辺の新興別荘地区における現役世代のアメニティ移住」『地理学評論』96巻1号(2023,1-32頁),「長野県東御市における小規模ワイン産業の経営戦略と存立構造」『地域研究年報』43巻(2021,231-255頁),「伊那市における農山村移住の進展要因」『地域研究年報』41巻(2019,121-140頁)他。

北野 忠  (キタノ タダシ)  (著者

東海大学教養学部人間環境学科・同大学院人間環境学研究科 教授。
東海大学大学院海洋学研究科水産学専攻博士課程後期満期退学。博士(水産学)。
著書に『ネイチャーガイド日本の水生昆虫』文一総合出版(共著),『静岡県田んぼの生き物図鑑』静岡新聞社(共著)他。監修として『ゲンゴロウ・ガムシ・ミズスマシハンドブック』『タガメ・ミズムシ・アメンボハンドブック』いずれも文一総合出版。

稲垣 貢哉  (イナガキ ミツヤ)  (著者

一般社団法人M.S.I.理事。一般財団法人PEACE BY PEACE COTTON 業務執行理事。
Textile Exchange(米国NPO法人)アンバサダー。C.L.A.S.S.(イタリアNGO)アンバサダー。甲南大学マネジメント創造学部講師。ST Japan(サスティナブル繊維製造業研究会)代表。

古賀 義政  (コガ ミチマサ)  (著者

株式会社イケヒコ・コーポレーション 品質保証部長。
同社取扱商品の品質保証に取り組む傍ら, 業務を通じて問題意識をもった環境や産業維持などのテーマにビジネスの観点から取り組む。ビジネスと社会貢献は両立しないと意味がない, をモットーに同社の社業をベースに同社をとりまく社会問題の低減につながる商品開発をしたり商品調達方法を変えたりし

阿部 ひかり  (アベ ヒカリ)  (著者

株式会社イケヒコ・コーポレーション コネクト事業部所属こどもプロジェクト推進担当。
地元に根づいたモノづくりに携わりたいと思いイケヒコへ入社。営業,商品部を経て現在広報として活動するかたわら,い草の良さを次世代に伝える活動としてこどもプロジェクトを推進中。

橋口 ひとみ  (ハシグチ ヒトミ)  (著者

プライベート養生サロンOne Love Earth主宰,セラピストヨガ講師。
現在,福岡市糸島で保護猫2匹と暮らす。企業向けヨガ,レシピ考案,商品開発,イベント企画など多岐にわたって活動している。保有資格は,全米ヨガアライアンス200修了,リストラティブヨガ・マタニティヨガ・キッズヨガ・親子ヨガ・陰ヨガ指導者,タイ古式マッサージセラピスト,ブッシュクラフトアドバイザー,薬膳アーユルヴェーダスパイス検定,ローフードマイスター。

本山 博幸  (モトヤマ ヒロユキ)  (著者

松田町長。
2013(平成25)年9月23日に就任し,現在3期目。佐賀県武雄市生まれ。東海大学工学部建築学科卒。設計事務所・建設会社勤務を経て,建設会社取締役就任。

重野 寿利  (シゲノ トシマサ)  (著者

松田町職員。
東海大学工学部工業化学科卒。2003(平成15)年4月に松田町役場入庁。主に,企画・総務系部署の経歴が長く,令和元年度から関係人口事業等を所管する定住少子化担当室に在籍。町の活性化に向け,日々,尽力中。

青山 由里  (アオヤマ ユリ)  (著者

松田町職員。
成城大学法学部法律学科卒。広告代理店勤務を経て,2017(平成29)年4月松田町役場入庁。2018(平成30)年4月より4年間,定住少子化担当室にて関係人口創出事業や移住促進事業に携わる。

上記内容は本書刊行時のものです。