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小説・日本の長い一日 本郷矢吹(著/文) - ART NEXT
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小説・日本の長い一日 (ショウセツニホンノナガイイチニチ) 完結

文芸
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発行:ART NEXT
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ20mm
352ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-910825-10-6   COPY
ISBN 13
9784910825106   COPY
ISBN 10h
4-910825-10-X   COPY
ISBN 10
491082510X   COPY
出版者記号
910825   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年1月16日
最終更新日
2023年3月21日
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書評掲載情報

2023-05-20 朝日新聞  朝刊
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紹介

鈴木エイト氏推薦!!
「この小説は本当に全てがフィクションなのか。散りばめられた”真相”が現実とリンクした時、読者は戦慄するだろう」
激動する世界情勢のなかで日本は今のままでいいのか? 事件の表と裏を読み解きながら、日本人はどう生きるかを問う、渾身の1冊!
2022年7月8日、元総理が銃弾に倒れた。だがこれだけの重大事件でありながら、国民に対する情報発信は極めて少ない。この事件が起きた時、現場では、またその裏ではどのようなことが起き、組織や人々はどのように動いていたのか。警察庁での勤務経験もある元県警警部が、公安警察での経験を基にして書き上げた「非現実の中に現実を織り込んだ」小説。そこには、フィクション作品という最大限の利点を活かし「限界突破」を覚悟した内容まで書き込んでいる。
「自分の頭で考える日本人が増えてほしい」という著者の強いメッセージが伝わる渾身のデビュー作!
 本企画は実際の事件をモチーフにして新たな視点で捉え、事件の背後に何らかの陰謀は存在しないのか、 要人狙撃事件により翻弄される関係者と表面化しない側面、国内政治及び激変する国際関係を描いた新ジャンルのフィクション小説である。

●ストーリー
元総理が息子洋介の選挙応援演説中に群馬県高崎市内で狙撃されて死亡する。狙撃現場の警備責任者、県警本部、内閣官房調査室、メデイア、そして家族の長い一日が分刻みで動くなか、直後に逮捕された被疑者は元陸上自衛官だった。この人物を、主人公の山田は2週間ほど前から知っていた。山田は警察庁外事課長で、友人の防衛省情報課長の井上から被疑者である石田悠人の出入国確認を依頼されたためだった。その瞬間から、真相を探ろうとする二人の運命は、思わぬ方向へ動き出す。
●リアル感のある設定とストーリー
小説でありながらも、現実の世界をより忠実に再現しようとした作品で、同時に政治的、国際的な側面をわかりやすく説明している。主線では事件の全容解明が展開する一方、伏線では情報戦が展開しながら、そこに登場人物の複雑な思いが絡み合う。
●狙撃事件発生時の関係各機関の動き
事件現場での動きや各監督官庁、政府の動きを個性的な担当者によってリアルに、そして分かりやすく構成。
●事件の動機から見る被疑者の決意と新たな関係者
「政策が気に入らない」ことが狙撃理由だと警察は発表。その動機は、真実だったのか?
●宗教団体に傾倒する報道
宗教団体に傾倒する報道。問題のある団体ではあるが、本質の話なのか?この狙いは何であり、そこから見えるものは?
●なぜ、元総理は狙撃されたのか?
既に政界から引退を表明した元総理。その人物を殺害する意味はあったのか。そして、その目的は何であったのか。
●日本を取り巻く世界情勢
ロシアの侵攻や北朝鮮のミサイル発射、そして、中国の台湾統一問題。日本はアメリカとの軍事同盟だけで問題はないのか?

目次

目次
[一幕]
第一章  銃声
第二章  午後5時21分
第三章 違和感
第四章 CIAの影
第五章 「渦」中の栗
第六章 衝撃の結末
[二幕]
第七章 始動
第八章 二重スパイ疑惑
第九章 止まない尾行と接触、そして反撃
第十章 第三の男
第十一章 最後に得たもの

著者プロフィール

本郷矢吹  (ホンゴウヤブキ)  (著/文

著/本郷矢吹
●著者プロフィール
1967年東京生まれ。某県警に拝命後、警察本部で外事課に籍を置き、韓国語の能力を活かして朝鮮半島を中心とした周辺国の情報を担当。その間、国内外の情報機関の担当者と交流を持ち、国際情勢に幅広く精通する。警察庁では危機管理を担当した経歴も有する。

上記内容は本書刊行時のものです。