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絵で見るさく岩機200年の系譜
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年3月1日
- 書店発売日
- 2022年9月1日
- 登録日
- 2022年8月31日
- 最終更新日
- 2022年9月28日
重版情報
3刷 | 出来予定日: 2022-07-01 |
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紹介
「さく岩機」と呼ばれる機械および製造メーカーの200年にわたる歴史をまとめた書籍です。1813(文化10)年3 月、英国人リチャード・トレビシックが発明した高圧蒸気動回転さく岩機にはじまり、現在に至るまでの歴史を網羅した書籍は本書が唯一となります。長年、さく岩機業界で活躍した著者ならではの解説記事やエピソードに加え、図版・年表も豊富に掲載しています。本書でしか目にすることのできない写真も多く、資料として貴重なものとなっています。
目次
第1章 さく岩機の歴史
第2章 コンプレッサ(空気圧縮機)の歴史
第3章 ワゴンドリルの歴史
第4章 空圧クローラドリルの歴史
第5章 油圧クローラドリルの歴史
第6章 大型ブラストホールドリルの歴史
第7章 油圧・空圧小型ダウンザホールドリルの歴史
第8章 せん孔工具の歴史
第9章 さく岩機・ブラストホールドリルことばの整理
前書きなど
さく岩機の歴史は記録に残る発明から約200 年、企業として発展したサイモン・インガソール(1818年~1894年)の発明から見ても約150 年である。1925 年頃にはメーカーが世界で五十数社存在したが、現在では総合的なブラストホールドリルメーカーはスウェーデンのアトラスコプコグループとサンドビックグループ、そして日本の古河機械金属(古河ロックドリル)のみである。社歴もそれぞれ149年、160年、147年(2022年現在)と長寿会社であるのもその特長である。
これらの会社にはそれぞれ立派な社史があるが、残念ながら業界全体を記述した資料は少ないのが実情である。本稿は資料が散逸しないうちにまとめるのが「油圧クローラドリル開発」という現代の技術革新に関わった人間の使命であると考
え執筆したものである。
(本書「はじめに」より)
版元から一言
一般社団法人日本発破・破砕協会様よりご推薦をいただいております。また、産業遺産情報センター様からも近代日本産業を支えた機械をまとめた書籍としてご評価いただきました。
上記内容は本書刊行時のものです。