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信頼と共感にもとづくオルタナティブ・フードシステム 青木 美紗(著) - 実生社
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鍬谷     ト・日・他     書店
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信頼と共感にもとづくオルタナティブ・フードシステム (シンライトキョウカンニモトヅクオルタナティブ・フードシステム) アグロエコロジーによる市場構築 (アグロエコロジーニヨルシジョウコウチク)

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発行:実生社
A5判
156ページ
並製
価格 2,600 円+税   2,860 円(税込)
ISBN
978-4-910686-14-1   COPY
ISBN 13
9784910686141   COPY
ISBN 10h
4-910686-14-2   COPY
ISBN 10
4910686142   COPY
出版者記号
910686   COPY
Cコード
C3061  
3:専門 0:単行本 61:農林業
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年10月30日
書店発売日
登録日
2025年9月16日
最終更新日
2025年11月12日
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紹介

わたしたちの命をつなぐ、食料。しかし令和の米騒動では、消費者という立場の脆弱性が浮き彫りとなった。生産力向上と持続性の両立をめざす「みどりの食料システム戦略」の策定は記憶に新しいが、実際には、持続可能な農業や食生産はいかに可能となるのか?

著者が突破口を見出すのが、産消提携や生協産直、CSA(地域支援型農業)等のネットワークを土台に、市民が主体となって構築する「オルタナティブ・フードシステム」だ。ネパール、ベトナム、日本国内の調査事例では、信頼と共感を介した生産者と消費者のつながりに未来への可能性を探り当てた。アグロエコロジー的連帯で、持続可能な食生産・流通・消費のあり方を考察する。

目次

序章 持続可能な農業とフードシステムの課題
第1節 持続可能な農業とは
第2節 持続可能な農業による生産物の取引形態
第3節 市場における認証制度の限界
第4節 持続可能な農業による生産物の市場構築に関連する理論
第5節 市場を介したオルタナティブ・フード・ネットワークの必要性

 第1部 価値認識とネットワーク構築による市場展開――ネパール・ベトナム・日本の事例

第1章 観光資源化による伝統的農業の再評価と「オーガニック」市場の構築
第1節 ネパールにおける農業と有機農業政策
第2節 調査地の概要と調査分析手法
第3節 ポカラ周辺の農産物流通と「オーガニック」農産物の取り扱い
第4節 ポカラにおける「オーガニック」の概念と普及過程
第5節 「オーガニック」の市場構築における観光の影響と普及過程

第2章 伝統的農業の観光資源化の限界と市場構築
第1節 ベトナムにおける食の安全に配慮した野菜生産と需要
第2節 調査地の概要と調査手法
第3節 ベトナム中部における持続可能な農業による農産物の流通
第4節 Tra Que村の伝統的農業の観光資源化による影響
第5節 農産物の市場構築における観光の役割と限界

第3章 関係性マーケティングによる信頼と共感の取引
第1節 六次産業の課題と研究分析視点
第2節 西日本産直協議会の概要
第3節 関係性マーケティングによる商品開発と販路開拓
第4節 信頼と共感にもとづく取引


 第2部 エコ農産物の地産地消拡大による持続可能な農業の普及――大阪府東大阪市「ファームマイレージ2運動」

第4章 大阪府東大阪市における「ファームマイレージ2運動」
第1節 大阪府東大阪市における農業
第2節「ファームマイレージ2運動」による市内産認証農産物普及
第3節「ファームマイレージ2運動」による変化


第5章 認証農産物の購買意思と購買行動
第1節 環境に配慮した農産物の購買意思と消費者の特徴
第2節 調査および分析手法
第3節 「ファームマイレージ2運動」が購買行動に与える影響
第4節 「ファームマイレージ2運動」参加者の特徴と効果

第6章 認証農産物生産のモチベーションと普及
第1節 調査およびデータの概要
第2節 農産物直売所における販売額から見る認証農産物販売の変化
第3節 認証農産物生産の開始と展開
第4節 「ファームマイレージ2運動」の利点と課題
第5節 「ファームマイレージ2運動」による認証農産物生産拡大要因

終章 持続可能な食生産のための市場構築と課題
第1節 持続可能な食生産のための市場構築過程
第2節 持続可能な食生産に対する認識
第3節 価値の共有と共感を生むオルタナティブ・フード・ネットワークの構築
第4節 持続可能な食のさらなる展開に向けて

著者プロフィール

青木 美紗  (アオキ ミサ)  (

奈良女子大学生活環境学系准教授。博士(学術)。京都大学農学部食料環境経済学科卒業、京都大学大学院地球環境学舎環境マネジメント専攻修士課程修了、京都大学大学院農学研究科生物資源経済学専攻中退。大阪府職員などを経て現職。
専門分野は食料・農業経済学、協同組合論、アグロエコロジー。

上記内容は本書刊行時のものです。