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アナキスト革命 ジョージ・バレット(著) - マヌケ出版社
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アナキスト革命 (アナキストカクメイ)
原書: The Anarchist Revolution

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文庫判
縦148mm 横105mm 厚さ3mm
48ページ
並製
価格 900 円+税   990 円(税込)
ISBN
978-4-910661-01-8   COPY
ISBN 13
9784910661018   COPY
ISBN 10h
4-910661-01-8   COPY
ISBN 10
4910661018   COPY
出版者記号
910661   COPY
Cコード
C0136  
0:一般 1:文庫 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2026年7月1日
書店発売日
登録日
2026年5月8日
最終更新日
2026年8月12日
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紹介

革命とは何か。
誰が革命を起こし、どんな社会をつくるのか。

28歳で夭折したイギリスのアナキスト、ジョージ・バレット。労働運動、直接行動、新しい社会をめぐり、アナキストの革命とは何かを平易かつ痛快に説いた入門書。

支配者を取り替えるだけではない。国家や政党に任せるのでもない。働く人々自身が社会を動かし、誰にも支配されない社会を自分たちでつくる――100年前にバレットが描いた「社会革命」とは。

軍隊生活中に本書を読み、軍隊や停車場で訳したアナキスト鈴木靖之による歴史的邦訳。

目次

目次
小序/鈴木靖之
序
1 労働運動
2 なぜ我々はアナキストであるか
3 直接行動
4 新社会

前書きなど

小序

この『アナキスト革命』は僕が軍隊生活中に読んだものだ。
夜中にライフル銃架の陰で剣を磨くものがあった。その外側では外套をかぶってこれを読んでいる僕がある。
どっちも夜中にやっちゃいかんことだ。が、僕の方はとりわけあぶない仕事だ。しかし、
あやつらが厳重にすればするほど、こっちも厳重にやる。で、やろうと思えば何でもやれ
るのだということを知った。
とにかくこの書は、『オブゼクション・オブ・アナキズム』と共にジョージ・バレットの著として広く知られている。『オブゼクション……』の方は岩佐(作太郎)氏の『無政府主義者はかく答う』として訳されている。この書はまだ出ていないが、この頃しきりに問題になっているようだ。僕らのものとしてはいい書だ。これで見ればバレットは決して階級闘争説などにコッてはしない。いやむしろアナキスト革命のためには、そんな説など大して問題じゃないというのだ。
貧弱な語学の力で辞書を相手にやった仕事だ。それは軍隊だの停車場でやったものだから雑駁なことはいうまでもない。まあ我慢して読んでもらおう。

昭和五年三月 鈴木靖之

版元から一言

今だからこそ、「革命」についての本を出します。

ジョージ・バレットの問いかけは根源的で、そしてシンプルです。支配する人を取り替えるのではなく、支配そのものをなくし、自分たちの社会を自分たちでつくる。

そんな100年前の革命論を、軍隊生活中に本書と出会い、軍隊や停車場で訳したというアナキスト・鈴木靖之の歴史的邦訳でお送りします。

著者プロフィール

ジョージ・バレット  (ジョージ・バレット)  (著)

ジョージ・バレット(1888–1917)
イングランド出身のアナキスト思想家。本名ジョージ・パウエル・バラード。
20世紀初頭、イギリスで労働運動が高まりを見せるなか、演説と執筆を通じてアナキズムの考えを広めた。ロンドンやグラスゴーを拠点に活動し、機関紙『フリーダム』などに寄稿。難解になりがちな思想を、平易な言葉で筋道立てて説明することに長けていた。第一次世界大戦には反対の立場を貫き、国際的なアナキストの反戦宣言にも名を連ねた。1917年、結核のため28歳で死去。短い生涯ながら、その明快な語り口と実践的な思想によって、アナキズムの理解と普及に大きく貢献した。
主著『アナキスト革命(The Anarchist Revolution)』は、国家や権力に依らない社会のあり方を簡潔に示した入門書として知られる。また、「Objections to Anarchism」では、アナキズムに対する疑問や批判に応答し、その意義を明らかにした。自ら週刊誌『The Anarchist』、新聞『The Voice of Labour』を創刊するなど、思想と運動の双方に携わった。

鈴木靖之  (スズキヤスユキ)  (訳)

鈴木靖之 すずき・やすゆき(1903–1970)
茨城県多賀郡華川村(現・北茨城市)生まれ。大正、昭和初期の日本のアナキスト。1921年に上京し、大杉栄に魅せられたがキリスト教に熱心で牧師になろうとしていた。早稲田大学在学中に、黒旋風社の同人らと交流しながら、文芸思想誌『黒線』『黒色戦線』などの刊行に関与。理論誌『無政府思想』に論文を多数執筆した。
1930年からは、自由人社や農青社の活動を通じて、従来のアナキズム運動を批判し、農村を基盤とする自主分散・自由連合の運動を提唱。全村的な共同体の形成を志向する独自のアナキズム像を打ち出し、『農村青年』『黒色戦線』などにおいてその理論を展開した。
その思想は、国家と資本への批判にとどまらず、生活と生産の現場に根ざした自治の構想として結実している。
1930年代の弾圧の強化のなかで『農民軍』『黒旗』を刊行したが、いずれも発禁の連続により廃刊に追い込まれた。運動は解体を余儀なくされ、1935年には無政府共産党事件に連座して検挙・投獄される。出獄後は郷里に戻り、戦後は地域における教育・言論活動に携わった。
ジョージ・バレット『アナキスト革命』の翻訳でも知られる。

上記内容は本書刊行時のものです。