書店員向け情報 HELP
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
ガーナ流家族のつくり方
世話する・される者たちの生活誌
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年12月12日
- 書店発売日
- 2023年12月12日
- 登録日
- 2024年1月6日
- 最終更新日
- 2025年1月6日
書評掲載情報
2024-02-10 |
朝日新聞
朝刊 評者: 磯野真穂(文化人類学者) |
2024-01-20 | 日本経済新聞 朝刊 |
MORE | |
LESS |
重版情報
2刷 | 出来予定日: 2024-07-26 |
MORE | |
LESS |
紹介
20歳の大学生だった私が留学先のガーナで出逢ったのは、血縁を超えた家族関係を結ぶ人々だった
“理想の家族像”を揺さぶられ続けるフィールドワークを瑞々しく書き綴った卒業制作を書籍化
「ガーナでは、血のつながりよりも社会的な役割を果たしているかどうかの方が重要なんだ。
だから君が贈り物をしたり、面倒を見たり、関わり続けさえすれば血はつながっていなくても家族になれる。
続けること、さぼらないことが重要なんだ」
本書「さぼらないこと」より
目次
どこにでもある家族関係について
第一章 ガーナについて
ガーナの味わい深さ/私がガーナに戻った理由
/ガーナ生活が始まる/アコシヤって呼んで
/チュイ英語のナゾ/日曜日の過ごし方
/ため込まないこと/「大丈夫」のシャワー
/オビビニとオブロニ/なんでふたをあけないの?
/レシピ:ジョロフライス
第二章 エドゥビアでの日々
中庭の夕方/エマニュエル兄さんの夢
/きょうだいたちの結び目/世話されることの意味
/私の姉になる人
/レシピ:生のピーナッツを入れたライトスープ
第三章 世話でつながりを編む
私のフィールドワークについて
/家族関係を表す言葉について/子育てする祖母たち
/あなたの祖父母はどんな人?
/子どもたちは見た! おじいちゃん・おばあちゃんの日常
/結婚を契機とした家族/それでも子育ては女性の仕事
/「小さなガーナ」の子どもたち
/お母さんがいっぱい/関係性は継がれてゆく
/日本人のお父さん/子育てはみんなでするもの
/心を自由にする練習/レシピ:TZとアヨヨシチュー
第四章 揺れ動く家族関係
いろんな人に育てられるということ/働きながら家族をつくる
/満たされないもの/愛があるのないの
/引き取る側のものがたり/家族を選ぶ/おばたちと私
/レシピ:いろんなアンペシエとフフ
第五章 関係性の宿る場所
離れていても育つもの/私とイッイー
/分かち合うことが家族をつくる/親しさを更新する
/さぼらないこと/家族が宿る場所
そのときにしか築けない家族関係について
フィールドの家族たちへの手紙
参考文献
解説 フィールドワークは終わらない(大石高典)
関連リンク
上記内容は本書刊行時のものです。