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ステルス ―ステルス機誕生の秘密―
発行:プレアデス出版
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ20mm
重さ 530g
304ページ
定価
2,700円+税
- 初版年月日
- 2023年7月7日
- 書店発売日
- 2023年6月26日
- 登録日
- 2023年5月24日
- 最終更新日
- 2023年5月24日
紹介
「レーダーに映らない航空機は可能だろうか?」。それを実現することは技術的に不可能と長らく考えられていた。旧ソ連との厳しい冷戦の最中、ロッキード社とノースロップ社の技術者・科学者達は、激しい競争と幾多の困難を乗り越えて世界初のステルス機を誕生させた。
折り紙細工のようなF-117と滑らかな曲面の全翼機であるB-2。互いに全く異なる機体の機能や性能の詳しい解説ではなく、それぞれの機体を比較検討しつつ、どのような経緯で開発されるに至ったのか、なぜそのような形態になったのか、両社の社風の違いや対照的な開発理念、設計方針の相違点と類似点を明らかにしている。
さらには、両社の所在地である南カリフォルニアの創造性、革新性を重んじる風土・文化についても言及するとともに、開発を主導した人物や関係者へのインタビューを随所に織り交ぜながらその隠された誕生の秘密を見事に描き出している。
目次
第1章 ステルス性の発想の原点
第2章 未来の始まる地 南カリフォルニア
第3章 ステルス機の構想の始まり
第4章 ロッキード社の設計案 折り紙細工のような機体
第5章 ノースロップ社の設計案 理論とイメージの融合
第6章 レーダー反射試験場での対決
第7章 ハブ・ブルー機とF‐117型機
第8章 秘密保持と軍事戦略への影響
第9章 もう一つのステルス機「タシット・ブルー」
第10章 B‐2爆撃機を巡る平面対曲面の争い
第11章 B‐2爆撃機の製作
第12章 秘密だったステルス機が脚光を浴びる
結び ステルス機を実現できた秘密
上記内容は本書刊行時のものです。