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COVID-19 の現状と展望――生活学からの提言 日本生活学会 COVID-19 特別研究委員会(編集) - 国際文献社
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COVID-19 の現状と展望――生活学からの提言 (コヴィットナインティーンノゲンジョウトテンボウ セイカツガクカラノテイゲン)

社会一般
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発行:国際文献社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ190mm
重さ 500g
360ページ
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-910603-07-0   COPY
ISBN 13
9784910603070   COPY
ISBN 10h
4-910603-07-7   COPY
ISBN 10
4910603077   COPY
出版者記号
910603   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年5月25日
書店発売日
登録日
2022年6月2日
最終更新日
2022年6月2日
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紹介

本書は日本生活学会が,現在のCOVID-19による社会的危機に対して,学際的な視点から実際の生活や社会の状況,人々の工夫を観察し論考を加えたものです。

COVID-19によって,社会のあり方の何が変わり,何が問題として浮上したのか。今後繰り返される同様の感染の危機に備えて,現時点で明確化した問題を歴史的現象として記録しています。

また,尾身茂先生(JCHO理事長)による学会研究発表会での基調講演の内容も収録されており,現在の社会的状況に関心のある方全般におすすめできる内容となっております。

目次

■序文
生活学は COVID-19 による生活の危機にどう取り組むか
監修・日本生活学会 COVID-19 特別研究委員会委員長  黒石いずみ

■巻頭論考
21世紀の生活様式論 ――COVID-19 における生活様式の変容――
日本生活学会会長  有末 賢

■2021 年 6 月 12 日 日本生活学会第 48 回研究発表会より
公開シンポジウム COVID-19 感染拡大状況で「生活」への確かな視座を問い直す
基調講演

COVID-19 これまで、そしてこれから
独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)理事長  尾身 茂 先生

■ディスカッション(WEB 開催)

COVID-19 特別研究委員会ワークショップの成果と今後の課題の議論
報告者:高増雅子、石川 初、真鍋陸太郎、祐成保志、塩月亮子
コメンテーター:有末 賢、内田青蔵    進行:黒石いずみ

I.社会基盤としての住まいと食の変化
1.コロナ禍の中の新しい住まい像を求めて 内田青蔵

2.コロナ考現学 ――パンデミックで問われる住まいの論理――
黒石いずみ

3.住環境の精神的貧困 ――家族と住まいの変容と犬猫飼育、
COVID-19 で見えてきたこと―― 壽崎かすみ

4.食と社会の総合的なつながり ――COVID-19禍における
学校給食のフードシステムを事例に――高増雅子


Ⅱ.都市と地方空間の変化
1.東京圏の都市構造とCOVID-19 ――統計で見る東京圏の構造と感染者数についての考察――
真鍋陸太郎

2.ICTによる都市の場所感覚の変容
菊地映輝

3.〈移動〉と〈境界〉の実践 ――ビジュアル調査法で理解するCOVID-19影響下の大学生の生活――
大橋香奈

4.銀座商業の転換と「禍」
小関孝子

5.都市のアジール空間のせめぎ合い ――考現学作品を例に――
石川 初

6.都市と地方の関係 ――需給関係を背景とした都市と漁業・漁村の関係の変化について
富田 宏


Ⅲ.リスク社会とポリティクス
1.リスク社会 ――COVID-19パンデミックで顕在化した内実――
三好恵真子

2.COVID-19の地図を(ちょっと)描き直す
土居 浩


Ⅳ.祭りと観光の変化
1.COVID-19下における祭礼・民俗行事の現状をどう分析するか
――長浜曳山祭の縮小開催を事例として――
武田俊輔

2.ラウンドテーブル「COVID-19下における祭礼・民俗行事の現状を共有する」に関する報告
報告者:有本尚央、阿南透、伊藤純、三隅貴史、竹中宏子、武田俊輔
座長:塩月亮子 285

3.マイクロツーリズムの多様な実践
――COVID-19感染拡大のなかで観光すること――
鈴木涼太郎

4.離島観光におけるCOVID-19への対応と労働変化に関する一考察
――「名古屋から一番近い離島」愛知県知多郡南知多町日間賀島の事例――
林 春伽

5.インバウンドとコロナにゆらぐ伝統工芸と観光地
――京焼および京都五条坂を事例として――
余語琢磨

上記内容は本書刊行時のものです。