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そんなときは書店にどうぞ 瀬尾まいこ(著/文) - 水鈴社
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そんなときは書店にどうぞ (ソンナトキハショテンニドウゾ)

文芸
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発行:水鈴社
四六判
縦189mm 横130mm 厚さ15mm
重さ 285g
208ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-910576-00-8   COPY
ISBN 13
9784910576008   COPY
ISBN 10h
4-910576-00-2   COPY
ISBN 10
4910576002   COPY
出版者記号
910576   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年1月1日
発売予定日
登録日
2024年10月10日
最終更新日
2024年12月1日
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紹介

「私は書店さんが大好きなんです!」
 書店員さんは本を読者の方に届けてくれる大事な人というだけでなく、どうすれば本が売れるだろうとあれこれ考えてくださり、いつもどこかうきうきしている魅力的な人が多くて、お会いするとうれしくなります。そして、私が本を作るうえでの仲間だと勝手に思っています。
 できるだけたくさんの書店さんに行きたい。私が元気をもらうだけでなく、書店員さんに少しでも恩返しをすることができないか。そんな思いでこの本を書きました。
 書店員さんと読者の方々が笑ってくださったら、こんなに嬉しいことはありません。
瀬尾まいこ

――

 本屋大賞受賞後、たくさんの書店まわりをして、多くの書店員さんたちに出会った瀬尾さんは気付きます。
「こんなに魅力的で楽しい場所があったのか」と。
 そんな書店さんとの思わず笑ってしまうエピソードの数々と、水鈴社創立第1作である『夜明けのすべて』が映画化された際の、出演者や監督との交流などの様々な思い出を、瀬尾さんらしい軽妙なエッセイにまとめました。

・編集者の口約束に戸惑い、謎の多い出版業界の慣習に困惑しながら書店巡りをすることになる「無敵のカルカン先輩現る」。

・本屋大賞を受賞し、全国の書店員さんたちにお祝いしていただきながら、お祭りのような日々を過ごした「そしてバトン、ゴールデンイヤー」。

・書店員さんたちの作るPOPに感動! そして用意していただいたくす玉を上手く割れなかった「くす玉を割るコツと絶景横浜」。

・主演の松村北斗さんのかっこよさに驚き、上白石萌音さんの真摯さに胸を打たれながらも鋭いツッコミを入れる「『夜明けのすべて』撮影見学記」。

・顔は怖いが心は優しい三宅唱監督とのタイマン、いや対談の様子をレポートした「ついに対談の日、来たる」。

などなど、全25本のエッセイを収録。

 そして巻末には、吉川英治文学新人賞受賞のベストセラー『幸福な食卓』の後日譚を書店を舞台に描いた書き下ろし短編小説「そんなときは書店にどうぞ。」が掲載されています。

 瀬尾まいこさんの書店と書店員の方々への溢れる愛とユーモアが凝縮された、ほっこり温かく、思わず笑みがこぼれる一冊です!

「どんなときでも書店にどうぞ。」

 なお、この作品の著者印税と収益は、書店文化振興のために活用されます。

目次

第1回 無敵のカルカン先輩現る
第2回 そしてバトン、ゴールデンイヤー
第3回 その神輿、次は私が担ぎたい
第4回 くす玉を割るコツと絶景横浜
第5回 アイラブ書店
第6回 「水鈴社の夜明けぜよ」
第7回 あの瞬間にあったもの
第8回 そうだ、奈良に行こう!
第9回 書店巡りの強い味方
第10回 もしも私が泳げていたら
第11回 誰でも可愛くなれる街
第12回 極悪人はどこに?
第13回 私が掬えるもの
第14回 お仕事あれこれ
第15回 一人で&家族総出で
第16回 すべての世代は
第17回 こんな時間が続けばいいのに
第18回 打ち合わせはベッドで
第19回 いいねっていいよね
最終回 どんなときでも書店にどうぞ

映画「夜明けのすべて」のこと

「夜明けのすべて」撮影見学記
映画「夜明けのすべて」プレミアナイト
トークショーの温度
ついに対談の日、来たる
ミヤケッティーを着る日は目の前

小説 そんなときは書店にどうぞ

あとがき

著者プロフィール

瀬尾まいこ  (セオマイコ)  (著/文

1974年、大阪府生まれ。2001年、「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、翌年作家デビュー。2005年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞、2008年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞、2019年『そして、バトンは渡された』で本屋大賞を受賞。2020年に刊行された『夜明けのすべて』は映画化され、ベルリン国際映画祭に正式出品されるなど、大きな話題となった。他の作品に『図書館の神様』『強運の持ち主』『優しい音楽』『あと少し、もう少し』『傑作はまだ』『私たちの世代は』など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。