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サム・ライミのすべて 『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』への軌跡
完結
- 書店発売日
- 2022年5月11日
- 登録日
- 2022年3月8日
- 最終更新日
- 2022年4月27日
紹介
マーベル映画最新作『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』の監督サム・ライミのすべてがわかる日本で初めての本!
『死霊のはらわた』で一躍80年代ホラーを代表するカルト監督に。『スパイダーマン』3部作など成功をおさめつつもプロデューサーとして若手ホラー作家のフックアップを続けてきた名匠、サム・ライミ。9年ぶりとなる新作としてマーベル映画『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』発表。そんなライミの全貌に迫った日本ではじめての一冊。ライミを語るには本書を避けては通れません!
目次
ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス
サム・ライミ監督インタヴュー
鼎談 サム・ライミとは何者なのか (柳下毅一郎・高橋ヨシキ・てらさわホーク)
Biography アイディアとそれを実現する力――サム・ライミはいかにして映画監督となったか (高橋ヨシキ)
イラストエッセイ『死霊のはらわた』シリーズ (児嶋都)
Filmography
クロス・レヴュー『死霊のはらわた』 80年代スプラッター・ブームの起爆剤となった伝説のデビュー作 (伊東美和)/〈スプラッター資本主義〉のはらわた――四肢切断はメッセージ (後藤護)
不遇なスラップスティック・コメディの佳作――『XYZマーダーズ』 (森本在臣)
起死回生の勝負作――『死霊のはらわたⅡ』 (山崎圭司)
闇に生きる――『ダークマン』 (柳下毅一郎)
ライミの深奥に潜むもの 視覚的快楽の結晶『死霊のはらわたⅢ キャプテン・スーパーマーケット』 (ヒロシニコフ)
「アメリカ人によるマカロニ・ウェスタン」の先がけ――『クイック&デッド』 (長谷川町蔵)
白いフィルム・ノワール――『シンプル・プラン』 (真魚八重子)
ダンス・ウィズ・ケヴィン・コスナー――『ラブ・オブ・ザ・ゲーム』 (木津毅)
喪失と再生の物語――『ギフト』 (児玉美月)
マーベル映画の「リアル」と「キャンプ」――『スパイダーマン』 (てらさわホーク)
ライミ映画およびアメコミ映画のひとつの到達点――『スパイダーマン2』 (森本在臣)
絵空事が現実に負けた第三作――『スパイダーマン3』 (中沢俊介)
コンテンポラリーなホラー映画が浮き彫りにした絶望――『スペル』 (高橋ヨシキ)
〈エメラルド神智主義〉――神智学とショー・ウィンドーと『オズ』の関係――『オズ はじまりの戦い』 (後藤護)
アッシュが30年ぶりに帰ってきた!――『死霊のはらわた リターンズ』 (森本在臣)
Interview (清水崇)
論考・コラム
ゴーストハウス・ピクチャーズ (山崎圭司)/『死霊のはらわた』という発明 (ヒロシニコフ)/ライミ映画のマンガ性 (てらさわホーク)/サム・ライミ映画のアメコミ展開~アッシュの奇妙な冒険~ (中沢俊介)
ライミの周辺人物たち
ブルース・キャンベル(長谷川町蔵)/スコット・スピーゲル(ヒロシニコフ)/コーエン兄弟(長谷川町蔵)/ダニー・エルフマン(長谷川町蔵)/テッド&アイヴァン(森本在臣)
対談 アフター・ライミ~ライミ以降の映画作家たち (山崎圭司・ヒロシニコフ)
ライミ関連作品リスト
上記内容は本書刊行時のものです。