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女パンクの逆襲──フェミニスト音楽史 ヴィヴィエン・ゴールドマン(著/文) - Pヴァイン
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女パンクの逆襲──フェミニスト音楽史 (オンナパンクノギャクシュウ フェミニストオンガクシ) 完結

芸術
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発行:Pヴァイン
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ24mm
重さ 430g
352ページ
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-910511-03-0   COPY
ISBN 13
9784910511030   COPY
ISBN 10h
4-910511-03-2   COPY
ISBN 10
4910511032   COPY
出版者記号
910511   COPY
Cコード
C0073  
0:一般 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年8月3日
最終更新日
2021年12月11日
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書評掲載情報

2022-03-19 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 岡村詩野(音楽評論家)
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紹介

ロックの男性中心の物語に対しての気迫のこもった反論、
それぞれの自由を追い求めた女パンクの信念と実践を報告する、
フェミニスト音楽史の決定版 !

『女パンクの逆襲(原題:Revenge of The She-Punks)』は、イギリスで最初の女性音楽ジャーナリストとしてパンクをレポートし、現在はNY大学で「パンク」と「レゲエ」の講義を持つ通称「パンク教授」による、女性パンクについての目を見張る調査によるレポートです。
本書は単なる時系列に沿った史実を述べているだけのものではありません。著者は、「アイデンティティ」、「金」、「愛」、「プロテスト」という4つのテーマに分けながら、パンクが女性にとっていかに解放的な芸術形態であるのかという理由を探り、歴史をひとつひとつ解き明かしていきます。
70年代のロンドンとNYにはじまりながら、英米優位主義/白人至上主義に陥ることなく、コロンビアやインドネシア、日本や中国、ドイツやスペイン、メキシコやジャマイカ、東欧やインド、ロシアへと、女パンクの世界ツアーとして繰り広げられていきます。
2019年に刊行された本書は、米『ローリング・ストーン』誌のブック・オブ・ジ・イヤーに選ばれ、英『ガーディアン』をはじめとする世界の有力紙において絶賛されました。フェミニスト音楽を知る上で、今後も参照されること必至の決定版です。

登場するアーティスト:
ポリー・スタイリン、ブロンディ、ビキニ・キル、ザ・レインコーツ、デルタ5、パティ・スミス、マラリア!、ESG、少年ナイフ、ザ・スリッツ、プッシー・ライオット、メイド・オブ・エース、CRASS、ポイズン・ガールズ、挂在盒子上、クリッシー・ハインド、グレイス・ジョーンズ、オー・ペアーズ、ザ・モ‐デッツ、ネナ・チェリー、スリーター・キニー、ザ・セレクター、ジェイン・コルテス、タンヤ・スティーヴンス……ほか多数

上記内容は本書刊行時のものです。