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親のねがい。保育者のことば。手をとり合って、子どもを育てる 赤西雅之(著/文) - 郁洋舎
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親のねがい。保育者のことば。手をとり合って、子どもを育てる (オヤノネガイホイクシャノコトバテヲトリアッテコドモヲソダテル)

教育
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発行:郁洋舎
A5判
184ページ
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-910467-05-4   COPY
ISBN 13
9784910467054   COPY
ISBN 10h
4-910467-05-X   COPY
ISBN 10
491046705X   COPY
出版者記号
910467   COPY
Cコード
C3037  
3:専門 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年4月17日
書店発売日
登録日
2022年3月25日
最終更新日
2022年3月25日
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紹介

親と保育者がいっしょに読んでほしい、園の玄関に置いてほしい、これまでにない子育て書です。

「親の視点」と「保育者の視点」を並べて、子どもや子どもをとりまくテーマを考えました。「子育て情報」を参考にする親、「保育・教育の専門情報」を学ぶ保育者。本書は、別々に子どもを捉えがちな両者が、保育という場で共に育てる「我が子・園児」を、それぞれの視点を共有しながら、新たに「発見」していくためのものです。

親と保育者が「子育ての方針」を共有し、信頼関係ができても、子どもがそのとおりに成長してくれるとは限りません。子どもは、個の人間として主体的に生きる存在です。親と保育者が、子どもを「どう育てるのか」ということと、子ども自身が「どう育つのか」ということは違うことを明らかにして、ひとりの子どもの育ちの複雑さと多様性が具体的になることを期待しています。

親と保育者やその他すべての大人が、子どもの人格を認め、共に生きていける家庭や社会をつくるために、手をとり合うことを目指します。

目次

親と保育者と子ども

はじまりはみんな初心者
・子育ては、みんな初心者
・子どもたちが集まってくる

「よく見る」ことから始めよう
・子どもをよく見ること
・新学期のクラス活動

子どもの奉仕者になる
・奉仕者になる親
・子どもを型にはめない

登園時に泣く子ども
・登園時に我が子が泣く
・新学期の混乱

子どもはつくられる
・子どもの育ちはいろいろ
・泣く子どもと不安現象

子どもの葛藤を想像しよう
・子どもの心の中
・子どもの不安とその原因

子どもの不安と心の傷
・「心の傷」って何のこと?
・子どもの不安と「見通し」

たっぷり先生とあっさり先生
・担任の先生のみきわめ
・保育者の評価はむずかしい

家と園、子どもの姿に違いがある
・子どもの成長と親の心情
・親の心情を考える

どう教える? 子どもの「あいさつ」
・あいさつしてほしい
・3000回の朝のあいさつ

「しつけ」の正体とは
・おためしとおふざけ
・子どもの心の安全基地

自由に遊ぶためには“力”が必要
・子どもが園になじめない
・新人職員の研修会

子どもがこっそり盗っていた
・園から呼び出されました
・保育者と子どもの嘘

個人面談の本音
・はじめての個人面談
・保育者の本音

グループ懇談会は賛成?・反対?
・懇談会は困ります
・グループ懇談会をしよう

子どもと親と自然環境
・生き物の元気な季節
・子どもにとって

夏の子どもらしさとは
・ある親子の夏の一日
・夏の子どもたち

「私はダンゴムシが嫌いです」
・私は嫌いです
・彼らの生きる力

「命の大切さ」の本質
・話題は「なつまつり」
・命を見よう

子どもの心がわかっていますか?
・子育てに失敗したの?
・子どもの心を見よう

被害児も加害児も平等に育てる
・我が子がかまれました
・子どもどうしのトラブル
・加害児両親の謝罪
・2回目のかみつき事件

子どもと本気で遊ぶ
・父親が子どもと遊ぶ
・大学生が子どもと遊ぶ

父親学習会にようこそ
・父親が父親と遊ぶ
・手加減と配慮を知ろう

楽しい祖父母参観日
・祖父母参観日あれこれ
・祖父母参観日は好評です

子どもが言うことを聞かない
・言うことを聞かない
・言うことを聞かない理由

「よい園」を選ぶために
・園選び、親は真剣です
・入園希望者への説明会

子ども理解と幼児教室
・はじめての運動会
・運動会のかけっこ
・運動会の反省と幼児教室
・子ども理解と幼児教室

運動会「リレーの物語」
・私はリレーに勝てない
・リレーはどうなる?
・リレーは最下位でした
・運動会のあとの「説明会」

それぞれの保育参観
・保育参観日です
・保育参観のあと

絵本と子どもの言葉
・絵本大好きの子ども
・言葉の力

カルタと子どもの言葉
・カルタ取りが得意です
・豊かな言葉体験

ひろし君とあきお君「とっておきのお話」
・ひろし君がうらやましい
・あきお君の姿

本当に心配なのは…
・兄が心配です
・兄弟の育ちの秘密

発達が気になる子ども
・字も数もわかるのですが?
・不安・こだわり・多動

療育ってなんだろう?
・自閉症スペクトラム
・療育ってなんだろう

これ以上、がんばれません
・親の気持ち
・夜のクリスマス会

成長する子どもと私
・本物のサッカーだ
・サッカー全80試合
・成長する子どもと私
・「遊び」と「座学」のつながり

変わらない価値を求めて

著者プロフィール

赤西雅之  (アカニシマサユキ)  (著/文

1951年兵庫県姫路市に生まれる。大阪府立大学卒業。神戸大学、神戸親和女子大学非常勤講師を経て、元甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授。現在は、 社会福祉法人子どもの家福祉会理事長、幼児学舎子どもライブラリー理事長。主な著書に『モンテッソーリ入門』(共著、明治図書)、『自由な子どもの発見』(共著、ミネルヴァ書房)、『子どもの自由世界』『保育かわらなきゃ』『生まれかわる保育』(いずれもエイデル研究所)など。 

上記内容は本書刊行時のものです。