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鍬谷 書店
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あり
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遠山陽子俳句集成
A5変
縦220mm
横144mm
厚さ35mm
重さ 640g
514ページ
函入
定価
6,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年11月7日
- 書店発売日
- 2021年11月18日
- 登録日
- 2021年6月8日
- 最終更新日
- 2023年3月14日
紹介
既刊句集『弦楽』『黒鍵』『連音』『高きに登る』『弦響』にくわえ、著者第6句集にあたる新作『輪舞曲(ろんど)』を集成。
巻末には、永島靖子・福田若之による「解説」および「自筆年譜」「解題」「初句索引」を付す。
句業60年余、『評伝 三橋敏雄―したたかなダンディズム―』の著者による、ひたすらな俳句の響き。
父ほどの男に逢はず漆の実
白芥子をまはり躰が逢ひにゆく
橋を来る揚羽に双手ひろげたる
卯月浪この子を抱き飽きにけり
呼ぶ声を空は返さず花ぐもり
もう誰の墓でもよくて散る桜
嗅いでから抱く赤ん坊朝ぐもり
雨から雪へ老人ばかりのタンゴ
桃と桃かすかに触れてゐてこはい
謎のないわたしと老いた梟と
花ふぶき花ふぶき机上死こそあらめ
白蛾も来よわが九十の賑ひに
目次
弦楽
黒鍵
連音
高きに登る
弦響
輪舞曲(ろんど)
解説
「ひたすらな響き」永島靖子
「折句と割句、そのうえに立ち現れるもの」福田若之
解題
自筆年譜
あとがき
初句索引
上記内容は本書刊行時のものです。