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猫の介護ハンドブック ~気持ちに寄り添う緩和ケア・ターミナルケア・看取り
- 出版社在庫情報
- 在庫僅少
- 書店発売日
- 2022年11月30日
- 登録日
- 2022年7月19日
- 最終更新日
- 2025年10月1日
書評掲載情報
| 2023-01-27 | 朝日新聞 夕刊 |
| 2022-12-24 | 北陸中日新聞 夕刊 |
| 2022-12-19 | 東京新聞/中日新聞 夕刊 |
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重版情報
| 4刷 | 出来予定日: 2025-10-22 |
| 3刷 | 出来予定日: 2025-02-22 |
| 2刷 | 出来予定日: 2024-03-12 |
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| 刊行以降、愛猫の介護や高齢猫の問題行動に悩む飼い主さんだけではなく、看取りを終えたばかりの方、「まだ先のことだけれど備えておかないと」という若い猫の飼い主さん、「うちの子には間に合わなかったけれど次の子には役立てたい」という飼い主さんなど、たくさんの方からお声をいただきました。愛猫が最期を迎えるその日まで寄り添い、看取る「終生飼養」の考え方が根付く一方で、幸せいっぱいの元気な姿をこれまで見せてくれた愛猫が病気や老化で弱っていく様子を目の当たりにする不安や、高齢期に抱える問題に対し、必死に手探りで向き合っている方達もいらっしゃると感じます。精神面と、知識・技術の双方から支える1冊として、引き続き情報が必要な方達へお届けしていけたらと思います。 | |
紹介
室内で暮らす猫の寿命は伸び続け、平均寿命を調べた統計では、いよいよ16才を超えました。そんな「猫も高齢化」の時代、動物愛護の機運の高まりもあり、年を重ねた猫を最期まで大切にお世話する考え方も定着しつつあります。
※16.22才。一般社団法人ペットフード協会「令和3年 全国犬猫飼育実態調査」より
その一方で、猫が老化や重い病気で十分に体を動かせなくなってきてからの自宅でのケアの情報や介護サービスの普及が追いついていない課題があります。とりわけ猫は、見慣れぬ人や環境を苦手としやすい気質から、他者へお世話を頼りにくい動物です。動物病院で検査や治療を受けさせながらも、自宅では「食べてくれない」「投薬や看護的なケアに抵抗する」姿を前に心をすり減らし、何とかできないかと手探りで対応する。そのような方々の迷いや悩みが、インターネット上でも散見されます。
近づくお別れを覚悟して悲しみに暮れながら過ごす方もいれば、終わりが見えない介護に疲れ切ってしまう方もいます。本書の制作も、実際に愛猫の看取りを経験した飼い主さんたちからの強い要望が、きっかけとなっています。
--この本を出版する目的は、大きく2つあります。
1つめの目的は「支え」です。今、まさに愛猫を介護している方に実践的な情報を丁寧にお伝えし、精神面をサポートできたらと考えています。
本書は、在宅での緩和ケア・ターミナルケアに心血を注いできた往診専門の獣医師・江本宏平先生による監修のもと、介護の具体的な“方法”と介護期の猫との“向き合い方”をまとめています。猫の看取りに直面する飼い主さんと対話し、心に寄り添ってきた獣医師によるアドバイスは、きっと猫と人の双方にとって力強い支えとなるはずです。
さらに、夜鳴きやトイレ以外での排泄といった問題行動、認知症のような症状など、飼い主さんが追い詰められやすい高齢猫の困りごとを特集しています。獣医行動学のスペシャリスト・入交眞巳先生をアドバイザーに迎え、これらの行動の理由や対応をくわしく解説します。
2つめの目的は「備え」です。健康な猫の飼い主さんや、これから猫を迎えたいと検討中の方も、ぜひ一度、老化や病気で弱っていく未来の猫の姿と、介護にあたるご自身・家族の姿を想像してみてください。そして、その時が訪れるまでの準備に、本書をご活用いただければ幸いです。
【目次】
序章 猫の介護
1章 食欲が落ちた・食べない猫のサポート
2章 脱水を防ぐ水分補給と皮下点滴
3章 QOLを保つ環境の工夫とお世話
4章 様子を見てはいけない症状
5章 緩和ケアと薬の飲ませ方
6章 ターミナルケアと最期の日々
★特集 どう向き合えばいい? 夜鳴き&排泄の失敗トラブル
悩ましい高齢猫の問題行動と認知症
アドバイス:入交眞巳(米国獣医行動学専門医)
目次
序章 猫の介護
1章 食欲が落ちた・食べない猫のサポート
2章 脱水を防ぐ水分補給と皮下点滴
3章 QOLを保つ環境の工夫とお世話
4章 様子を見てはいけない症状
5章 緩和ケアと薬の飲ませ方
6章 ターミナルケアと最期の日々
★特集 どう向き合えばいい? 夜鳴き&排泄の失敗トラブル
悩ましい高齢猫の問題行動と認知症
アドバイス:入交眞巳(米国獣医行動学専門医)
上記内容は本書刊行時のものです。





